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2010年03月11日(木) 鳩山首相はぶれてるんじゃなくて揺らいでいるだけだそうです。


さらに言えば、民主主義も揺らぎだ 11日の鳩山首相(2/2ページ)(朝日新聞 3月11日)

――総理は民主党代表だった1997年ごろ講演などで
「民主主義の本質は揺らぎ」とおしゃった。
国民の声を取り入れて主義主張が変化することがあるという考えを示していたということだが、
総理は今でも民主主義の本質はゆらぎだと思うか。

「物質の本質が揺らぎなんですよね。そういう意味で、あらゆるこの地球も、
とか宇宙というものの本質は揺らぎだという風に思っています。
で、人の心もあるいは、人間そのものもですね、さらに言えば民主主義自体も揺らぎだと。

一つのものにすべてが、何か核心的に決まっているということではなくて、
ある意味で民主主義というのは多くの皆さま方の意見を聞かせていただきながら、
その思いを大事にしていくという過程の中で、揺らぎ、
全く人の意見を聞かなければ揺らがないかもしれませんが、
いろんな意見を聞きながら、そしてその揺らぎの中で
本質を見極めていくというのが宇宙の真理ではないかなとそのように思っていたわけで、
そのことを申し上げた時期があるということであります」

(秘書官「終わります。後、外交日程ありますので」)

――今ではどうですか。

「今でもその揺らぎの本質は事実だと思いますよ」



私のときはえらい騒ぎに…麻生前首相、現政権のぶれ批判(朝日新聞 3月11日)

自民党の麻生太郎前首相は11日の派閥総会で
「鳩山政権は話がぶれる。私の政権時はこの程度のぶれはえらい騒ぎになった。
ものすごく大きなぶれだと思う」
と述べ、
米軍普天間飛行場や子ども手当などを巡る鳩山内閣の対応を批判した。
党内で相次ぐ谷垣執行部批判については「対外的に言うのはいかがか。
会社でも上司の悪口は赤ちょうちんまで。まず本人に言うか仲間内で言うかだ」とし、
与謝野馨元財務相や舛添要一前厚生労働相の動きを牽制(けんせい)した。


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麻生前首相のときにこんなに発言がぶれまくりで、

内閣不一致のグダグダぶりを晒していたらメディアは解散を連呼していることでしょう。

その前に、脱税騒ぎがあったら、

疑惑の段階で辞任するまで追いつめていたことでしょう。

ところが、鳩山首相や民主党だと擁護するジャーナリストなどがいるから、

麻生前首相が愚痴りたくなるのも当然ではないでしょうか。


麻生前首相のぶれた発言なんて、

定額給付金を貰うか貰わないかぐらいでしたが、

鳩山首相は、ほとんどの発言がぶれていますし、発言撤回することも多いですからね。

もはや、鳩山首相の発言は「聞くに値しない」ところまで進んでいるのですが、

何が最悪かと言うと、そのぶれた発言によって、

内政外交とも混乱に陥れてしまいますから、余計に性質が悪いです。

まあ、鳩山首相に言わせれば主義主張が変わるのはブレではなく、

宇宙の真理である揺らぎなのだそうですが・・・。







名塚元哉 |←ホームページ