菅VS.亀井「しこり残りません」 8日の鳩山首相(2/3ページ)――今年度の税収が37兆円を下回り、国債発行額が過去最大の53兆円に達する見通し。来年度の新規国債発行額を44兆円以内に抑える考えに変わりはないか。 「これはあの、リーマンショックからきていますからね。それまで私ども野党時代を通じて、経済対策をもっと早く打てば良かったのにな、という思いがあります。それだけに、ここまで深刻になってしまったことは、残念なことではありますけども、しかし経済をある意味では、しっかりと立て直していかなければならんということで、補正を組んだ前政権の考え方も分からんわけではない。どこまで有効であるか、ということで我々は事業仕分けのような、凍結のことも行いました。しかし、結果として税収も大きく減ったわけですから、結果として、国債をこうせざるを得なかったということは、国民の皆さんも理解をして頂けるのではないかと、そう思います。しかし、財政規律はそれなりに、一方で経済、一方で財政、これはともに国民の皆さんの命を守るために必要な議論でね、そのバランスの問題だと思います。これ以上深刻にならないようにしなきゃいかんというために、経済的な手だてを打つと。一方で打ちすぎると財政がおかしくなる、ということですから、そのバランスの中で私は44兆円、来年度に関してはそれに向けて努力しようじゃないか、ということで申し合わせたわけです。いまはその努力に向けてですね、一人ひとりが頑張って、閣僚の皆さんがね、その中で予算を組もうとしている状況ですから、まずは私はこの44兆円に手足を縛られて、それによって人の命の方が失われるという話になってはいけないことも事実でありますけども、努力としてはこれからも続けていこうと、思っております」 (朝日新聞 2009年12月8日21時9分)-------------------------------(引用終了)----------------------------世界同時不況を日本発(自民党)かのように言っていたくせに、 今更リーマンショックを持ち出すな。>それまで私ども野党時代を通じて、>経済対策をもっと早く打てば良かったのにな、という思いがあります。麻生政権の補正予算を反対して景気対策を遅らせておきながら、今更、野党時代から経済対策を早く打てば思ってましたとか、他人事のように言うなアホ。麻生政権の経済対策は確実にあたっていました。 リーマンショックから先進国の中でもかなり早く回復していましたし。(マスメディアは、けっしてそのことを認めたり褒めたりはしませんでしたが。)それが政権交代したら日本だけ一人負けの景気悪化なんですから。マスメディアは、安倍氏や麻生氏が首相の時、苦労知らずのおぼっちゃんに政治は任せられないなどと言っていましたが、そう言いながらも、よりにもよって鳩山氏という安倍氏麻生氏より群を抜いての苦労知らずのおぼっちゃんに再び政権を任せて、経済対策での体たらくぶりを招いたのですから、メディアにも責任があるのではないでしょうか。いつまでも能天気な鳩山首相なんて「こども総理」と言ってやればいいんですよ。◆<経済対策>「前政権継承」ズラリ 鳩山カラー見えず要するに民主党が野党時代に一次補正の審議を拒否したのも政権獲得後、補正の執行停止をして、3ヶ月近くも予算と経済対策なしだったのは大間違いで、麻生前政権の方向性が正しかったということ民主党自らが証明しているんですね。政権交代こそが最大の景気回復と言いながら、政権交代で日本だけ一人負けの景気悪化に導いて、けっきょく経済対策は麻生政権時代の継続になった鳩山内閣なんて、「こども内閣」と言ってやればいいんですよ。