日米協議「もう限界」 岡田外相、普天間解決に危機感合意をひっくり返そうとしたり、担当者ごとが勝手な発言をしたり、首相自ら言うことがころころ変わったり、結論を先延ばししようとしたりと、こんな交渉をされればアメリカでなくても激怒するのは当然だと思います。18日までに普天間で政府方針 移設先は特定せず?鳩山由紀夫首相は7日夕、米軍普天間飛行場移設問題に関し、コペンハーゲンで18日に開かれる気候変動枠組み条約第15回締約国会議の首脳級会合までに、日本の方針を米側に伝える意向を示した。官邸で記者団の質問に答えた。 また米軍普天間飛行場移設問題で米側に伝える日本の方針について、移設先を特定しない可能性を示した。(共同通信 2009/12/07)-------------------------------(引用終了)---------------------------- オバマ大統領に会談を持ち掛けたそうですが、こちらから持ち掛けるならば、当然のように向こうとしては、結論が出たと思うでしょうし、ある程度の結論を要求するでしょう。ところが、会談の場で移設先を特定しない可能性を示すのなら、けっきょく、日米同盟より参議院選挙までの社民党との連立維持が大切だから、そのための結論持ち越し先延ばしと思われても仕方なく、わざわざ会談をする必要もないと会ってくれないのではないでしょうか。鳩山首相の掲げる友愛政治や友愛外交の「友愛」って、優柔不断で曖昧を略した“優曖”なんじゃないかと思える今日この頃です。