未だに10日前に体験したPerfume大阪城ホールライブの余韻と多幸感が抜けません。これまでに行ったことのあるコンサートで、終演後に楽屋に招いていただき演奏者や歌手の方々と会って話す機会に恵まれたことが何回もありましたが、それでも余韻は三日ほどで抜けてましたから、このフワフワした感じはかなり重症かもしれません。◆日本郵政、新社長に元大蔵次官の斎藤氏=郵政担当相亀井静香郵政担当相は21日、日本郵政社長への就任を元大蔵事務次官の斎藤次郎東京金融取引所社長(73)に要請し、同氏が応諾したことを明らかにした。記者団に対して述べた。亀井郵政担当相は斎藤氏について「大筋で与党3党と考え方が一致している。安心して新しい路線を任せられる」と語った。 亀井郵政担当相は、斎藤氏との関係について「長い間の友人」とし、選挙前から郵政のあり方などで意見を交わしていたと説明。西川社長の辞意表明を受け「経営の空白をつくってはいけない」との判断から昨夜、社長就任を要請したところ、けさ「引き受ける」との返事があったという。 斎藤氏について亀井郵政担当相は「非常にまっすぐな人。妙な利害関係に振り回される人ではない」と述べた。斎藤氏が官僚出身であることについては「10何年前に大蔵(官僚)という文言があったからといって、どんな仕事もしてはいけないということにはならない。役人をしたら悪い奴だというのはおかしい」と述べた。 日本郵政の社長人事をめぐっては、西川善文社長がきのう、辞意を表明していた。 斎藤氏は1959年に旧大蔵省(現財務省)に入省。主計局長などを経て93年から95年まで事務次官を務めた。2000年に東京金融先物取引所(現東京金融取引所)理事長、04年から社長。(ロイター10月21日11時34分)斎藤氏起用に自民反発…「官僚はダメ」と矛盾自民党からは批判の声が相次いだ。大島幹事長は21日午前、党本部で記者団に「昨年の日銀総裁(人事)の時に、『財務省出身だからいかん』と、(民主党から)強烈な抵抗にあったことを考えるとどういう一貫性があるのか。民間人が経営のノウハウを生かした方がいい」と述べた。 石破政調会長も、「細川内閣の国民福祉税(構想)で旧大蔵省の論理を体現した斎藤氏が就けば、民営化の趣旨がどうなるのか。(民主党は)今まで『官僚はダメだ』と主張してきたが整合性はどうか、と言わざるを得ない」と記者団に語った。 (読売新聞 10月21日11時24分)斎藤次期社長、天下り批判に反論 日本郵政の方針は言及せず日本郵政の次期社長に決まった東京金融取引所社長(元大蔵事務次官)の斎藤次郎氏(73)は21日、東京都内で記者会見し、「私の中で官僚という意識はない。いまは官僚OBという批判は当たらない」と述べ、天下り批判に反論した。(共同通信 2009/10/21 20:49)-------------------------------(引用終了)----------------------------10数年前のことでも“元”官僚だったことには違いありませんし、平野官房長官が「適任な人材を選んだ」と言ってましたが、任せる側が「適任な」もしくは「優秀な」人材と言ったり、任される側が「自分の中で官僚という意識は無い」と言いきってしまえば、 天下りでも渡りでも許されてしまうわけで、とても便利な言葉だと思います。日銀の総裁や副総裁の時は、元官僚というだけで徹底的に自分たちが反対していた自民党のやっていたこととどこがどう違うというのでしょうか。郵政民営化見直しについても、本来であれば、まずは民営化によって明るみになったメリットとデメリットを洗いざらい公表して、ここを見直していくべきということを、ある程度、国民に説明する必要があるのですが、未だに何をどのように見直すのかについて一言もないので、今のところは、郵政民営化で煮え湯を飲まされた人たちの怨讐だけで進んでいるように思えてなりません。そして、一番怖いのは、自民党政権時代に、このような行為を批判してきたマスメディアが、逆に褒め称えたり沈黙することです。現に、西川社長辞任も政治的圧力による介入があったにも関わらず、メディアがそこを批判する様子がありません。自民党政権時代の6月、鳩山元総務相が西川氏辞任を求めた時は、総理大臣が一民間企業の社長を辞任させることは政治介入だと批判していたジャーナリストでさえ沈黙しています。一反もめん