「北制裁の手ゆるめない」 鳩山首相、拉致被害者家族と面会鳩山由紀夫首相は29日、首相官邸で北朝鮮による拉致被害者の家族と就任後初めて面会し、北朝鮮に対する制裁措置について「こちらから手をゆるめることはしない」と述べた。面会は約40分間。首相は、国連総会出席のための訪米中に、各国首脳に拉致問題解決に向けた支援を求めたことを説明。大韓航空機爆破事件の実行犯で、田口八重子さん=拉致当時(22)=から日本人化教育を受けた金賢姫(キム・ヒョンヒ)元北朝鮮工作員(47)の来日についても「具体的に進める」と約束した。(産経新聞 9月29日18時30分)拉致家族会、首相と初面会=「解決の意気込み感じた」拉致被害者家族会の飯塚繁雄代表(71)らは29日、鳩山由紀夫首相と官邸で初めて面会した。鳩山首相は「被害者や家族がどんな気持ちで一日一日過ごしているか察するに余りある」とした上で「他国に依存していて解決できる問題ではない。新政権として積極的に取り組む」と述べた。 約40分の面会後、飯塚代表は「たくさんの問題がある中、日本の重要課題として拉致に(国内外で)言及してもらい非常に心強い。全く進展がなかったが、民主党が政権を取り、今までにない取り組みで必ず解決するという意気込みを感じた」と話した。 (時事通信 9月29日18時15分)産経新聞 9月28日 鳩山政権で拉致対策本部が休眠中 組織改編の青写真見えず--------------------------------(引用終了)---------------------------自民党政権で進展がなかった以上は、民主党政権に期待するしかないのですが、拉致問題解決へ向けての対応も、北朝鮮への制裁の手を緩めないという自民党政権からの流れを続けるしかなく、その流れを継続することによって解決できるかは未知数です。むしろ、民主党政権では、これまでの7年間に進展がなかった原因を考え、「他国に依存していて解決できる問題ではない。」と述べたように、あくまでも拉致問題は日朝間の問題なのですから、国益のためなら日本も裏切るアメリカなんかに少しでも協力してもらおうという甘い期待は捨てて、むしろ、「飴とムチ」のムチを強める交渉から、鳩山首相の「友愛」の精神に則ってではありませんが、方針を転回して独自色を出して飴をちらつかせて北朝鮮へ交渉のテーブルに着くようアピールをする戦略もあるのではないかと思います。高齢者の家族には時間がなく悠長なことは言っていられないのですから。◆先日、ご紹介したキャラクターの絵が描かれたカプチーノが完成するまでを撮影した動画。【ニコニコ動画】カプチーノに絵を描いてみた。会員制のニコニコ動画だと見れないという方のためにYouTubeにもアップしました。YouTubeのほうがニコニコより画像がきれいですね。http://www.youtube.com/watch?v=ZcaTjMUjHHc