東京新聞:広島平和宣言全文朝日新聞:「核兵器のない世界」へ 長崎平和宣言(全文)(1/3ページ)「核兵器のない世界」へ 長崎平和宣言(全文)(2/3ページ)「核兵器のない世界」へ 長崎平和宣言(全文)(3/3ページ)毎年思うことですが、平和宣言全文を読むと、いつも長崎市長のほうが、核を持っている国々と、これから持とうとしている国々に対して平等に核放棄のメッセージを投げかけているので、賛同できるところが多いです。ところで、オバマ大統領の核兵器廃絶宣言後に不思議に思ったのが、広島と長崎市長にしても、共産党の議員を含めた政治家にしても、被爆者団体や反核団体にしても、日本の既存メディアの論調にしても、オバマ大統領の主張に絶賛し賛同しながらも、核兵器の廃絶を世界に呼び掛けるのなら、一番最初に核兵器使った自国が、まず一番最初に核兵器を放棄するという行動で示すべきだ。と主張する人が出てこなかったことです。オバマ大統領の宣言に支持しつつも、それぐらいの強いメッセージを付け加えてみても良かったのではないかと思います。はたしてアメリカにしても、ほかの国々にしても核兵器を捨て去ることができるでしょうか。理想としては、すべての国が核を放棄することは素晴らしいとはいえ、武器なんてものは、一度、持ってしまうと手放すことは難しく、また核兵器を持つことは、国益を考えた上での抑止力を含めた戦略的道具や、恐怖心や疑心暗鬼の表れとも言えるので、2030年までに核保有国が核を放棄するのは、かなり難しいと思えてならないのですが。オマケ『たかじんのそこまで言って委員会』8月9日放送分反核団体の会長を交えての討論テーマは「核廃絶は実現可能?」