「地獄大使」と「死神博士」選挙公約を発表8月8日公開の映画「劇場版仮面ライダーディケイド オールライダー対大ショッカー」で伝説のショッカー2幹部「地獄大使」と「死神博士」が復活し、「大ショッカー党」の結党集会が28日、都内のショッピングモールで行われた。それぞれ大杉漣(57)と石橋蓮司(67)が演じる。悪の総帥と化した漣・蓮コンビは、衆院選さながらに公約を掲げ、「われわれが世界を征服し、いい国にする」と“支持”を訴えた。 午後4時すぎ、買い物客でにぎわう江東区豊洲のショッピングモールに、「大ショッカー党」と書かれた黒幕で覆われた選挙カーが現れた。家族連れがざわめく中、黒いかぶと姿の地獄大使が車上に登場。「悪とは本質であり真実!いいか、ここに“大ショッカー党”の結党を宣言する」と叫んだ。のぼりを手にしたショッカー軍団も、懐かしい叫び声で「イーッ!」と続けた。 地獄大使は「われわれが世界を征服すればどうなるか?そう“イーッ国”になるのだ」と不気味に笑う。「公約は世界征服」とし「世界征服の後は…穏やかな老後だ」と高齢幹部らしい!?本音も漏らした。 ショッカーが配ったチラシには「私はブレない!!」と、麻生内閣への“挑戦”とも取れる文字も。(1)腐った日本を叩き壊し、日本を再生する(2)幸せが戻った日本を、あらためて征服する(3)仮面ライダーをお茶くみ奴隷にする−−のマニフェスト3項目も明記。手渡された通行人は笑いながらも大喜びだ。 応援演説に立った死神博士は「どの政党が政権を獲ってもダメなんだ。人間の世界で、公約が実現できなくて責任を取った政治家がいるか」と、既存政党を酷評。一方で自身についても「実は漢字が読めない。(未曾有=みぞうを)みぞゆうとか言っちゃうんです」と麻生太郎首相と“共通点”があることをあえて暴露。隠し事のないショッカー党をアピールした。 “反対勢力”となる正義の味方、仮面ライダー軍もディケイド、1号、2号、V3の4体が視察に訪れたが、地獄大使は握手もせずに完全無視。「8月8日、私は立つ」と、映画公開日に何らかの行動をとることを示唆して立ち去った。 (スポニチ 2009年07月29日)地獄大使と死神博士が2大政党を揶揄「どっちでも幸せになれない」平成仮面ライダー10周年記念映画『劇場版仮面ライダーディケイド オールライダー対 大ショッカー』の完成披露イベントが28日、都内で行われ、ショッカー大幹部の地獄大使(大杉漣)、死神博士(石橋蓮司)らが出席。“大ショッカー党”結党を宣言した地獄大使は、公約を守れなかった際の責任を「取るわけない。(政界の)人間も取ってる人がいない」と政界を揶揄。死神博士も「どっちが天下を取っても幸せになれないのはわかってる」と、約1ヶ月後に控えた衆院選挙に向けて日本の2大政党を一蹴した。 仮面ライダー1号を筆頭に昭和・平成ライダーが集結し、全ての組織が融合した大ショッカーなどとの戦いを繰り広げる同作。イベントでは大ショッカー軍団を引き連れた地獄大使が選挙カー上で「我々は日本を征服するためにここへ来た。まさに今この瞬間、“大ショッカー党”をここに宣言する」と力強く演説。 「腐った日本を叩き壊し、日本を再生する」「幸せが戻った日本を、改めて征服する」 「仮面ライダーをお茶汲み奴隷にする」をマニフェストに掲げ、死神博士も「地獄大使に1票を入れろ。そうすればお前たちはもっともっと楽しく生きられる」と後押しした。結党イベント後、報道陣のインタビューに応じた地獄大使は「あれごときの演説でのどを枯らしてしまいました」と一瞬、素に戻って反省の弁。死神博士が2大政党について「マニフェストを掲げても実行しない」と糾弾すると、最後は役柄に戻って「我々はこれくらいのことは簡単に実行する」と“大ショッカー党”のマニフェストを指差し、笑いを誘っていた。 『劇場版仮面ライダーディケイド オールライダー対大ショッカー』は、『侍戦隊シンケンジャー銀幕版 天下分け目の戦』と同時上映で8月8日(土)より全国で公開。 (オリコンスタイル 2009年7月28日 18:00)「劇場版仮面ライダーディケイド オールライダー対大ショッカー」公式-----------------------------(引用終了)---------------------------- 映画公開にあわせて、こういうユーモアのある告知も面白いですね。大杉漣さん、石橋蓮司さんのお二方もノリノリで、悪の幹部を楽しんでおられます。>公約を守れなかった際の責任を>「取るわけない。(政界の)人間も取ってる人がいない」と政界を揶揄。>死神博士も「どっちが天下を取っても幸せになれないのはわかってる」と、>約1ヶ月後に控えた衆院選挙に向けて日本の2大政党を一蹴した。仰るとおりですよ。今度の衆院選は投票するところがないので、大ショッカー党に入れたい気分になります(笑)ディケイドのストーリーは、突如並行世界が融合を開始。ディケイドは、それぞれのライダーの世界を巡って、一つ一つの世界を救うことになるのですが、しかし一方でディケイドは世界の破壊者とも呼ばれています。平成ライダーの世界を巡り終えて、残りの話はどうするのかと思ったら、ディケイドの前に放送されている戦隊ヒーロー シンケンジャーの世界に行ったり、今週と来週は、仮面ライダーブラックとRXの世界編です。しかも、南光太郎を演じるのは、昔と同じく倉田てつをさん。Xの敵幹部であったアポロガイストも登場しています。で、その次は仮面ライダーアマゾンの世界に行くとか。最終回目前なのですが、はっきり言ってどうなるのか見当もつきません。この流れで、映画に突入すると思われますが、映画の敵は、歴代ライダーの悪の組織が結束した大ショッカー。平成ライダー10周年を記念するお祭り的な作品なので、もう、なんでもありです。平成ライダーシリーズの映画は、どれも観たことがなかったのですが、昭和から平成の全てのライダーが終結する今回の映画は、観たい気分になっています。