「民主議員から頼まれた」 元厚労省部長供述 郵便不正障害者団体向け割引郵便制度の悪用をめぐる虚偽公文書作成事件で、「凛(りん)の会」(解散)に対する障害者団体証明書の発行について、当時の厚生労働省障害保健福祉部長(57)=退職=が大阪地検特捜部の任意の事情聴取に、「民主党の国会議員から電話で凛の会への対応を頼まれた」という趣旨の供述をしていることが31日、分かった。 この議員の事務所は産経新聞の取材に対し、「議員本人は『凛の会なんて知らない。便宜をはかったことは一切ない』と話している」とコメントしている。 同会関係者によると、同会主要メンバー、倉沢邦夫容疑者(73)=郵便法違反容疑で再逮捕=は平成16年2月、証明書の発行を求めるために厚労省を訪問、議員の名前を出して交渉を始めた。元部長の供述などでは、議員から電話がかかってきたのはちょうどこの時期だったという。 厚労省ではこの後、凛の会の件を「政治案件」として扱っていた。倉沢容疑者の供述では、交渉過程で元部長と面会したほか、当時の企画課長=現局長=から偽の証明書を直接受け取ったとされる。 このため、特捜部は、厚労省係長、上村勉容疑者(39)=虚偽公文書作成などの容疑で逮捕=に、元部長ら上層部が何らかの指示をしていなかったか、慎重に捜査を進めている。(産経関西 2009年6月 1日 07:48)-----------------------------(引用終了)---------------------------->任意の事情聴取に、「民主党の国会議員から電話で凛の会への対応を頼まれた」>という趣旨の供述をしていることが31日、分かった。この民主党の議員は誰なんでしょうか。以前から伝えられていた牧議員ならば、すでに名前が出ていることもあり、今回は名前を伏せて報じられるということは考えにくいので、他のソースから推理してみましょう。国会議員の名かたる 厚労省に証明書発行圧力障害者団体向けの割引郵便制度の承認をめぐり、虚偽公文書作成・同行使容疑の共犯として発起人が逮捕された凛(りん)の会(解散)メンバーが、民主党ベテラン国会議員の名をかたり、厚労省側に障害者団体証明書の発行を迫っていたことが26日、関係者への取材で分かった。凛の会関係者によると、議員の名前をかたっていたのは、同会主要メンバーで郵便法違反容疑で再逮捕された倉沢邦夫容疑者(73)。20年以上前にこの国会議員の私設秘書を務めており、周囲には「議員は“マブダチ”(親友)だ」と誇示していたという。河野容疑者は産経新聞の取材に「申請の進捗(しんちょく)状況を尋ねに行っただけ。倉沢(容疑者)からは『国会議員の秘書に厚労省へ電話をかけてもらった』と聞いていた」と説明した。 同議員の事務所は「倉沢(容疑者)が30年ぐらい前まで私設秘書をやっていたのは事実。勝手に事務所の職員をかたった名刺をつくって配ったり、秘書を名乗ったりして困っている」と話している。(産経関西 2009年5月27日)郵便不正:「凛の会」加盟3度拒否 偽証明で制度認可同会幹部、河野克史(こうのただし)容疑者(68)が04年4月ごろ、証明書発行の部署となる厚労省障害保健福祉部係長、上村(かみむら)勉容疑者(39)に証明書発行に向けた偽の稟議(りんぎ)書の作成を依頼。偽の稟議書などを協会に提出し、再び加盟を申請したが、協会は厚労省の内部文書を凜の会側が所持していることを不審に思い、再び拒否したという。 その後、河野容疑者らが、民主党副代表の石井一参院議員の名前が記載された書類を持って協会を訪問し、加盟を求めたが断られたという。特捜部は、3度にわたり、協会加盟に失敗した河野容疑者が偽の証明書作成にも関与しているとみて追及する。(毎日新聞 5月27日 15時03分)-----------------------------(引用終了)----------------------------倉沢容疑者は民主党のベテラン議員の名をかたり、厚労省に障害者団体証明書の発行を迫っていた。 ↓書類には石井一議員の名前が記載されてあった。 ↓倉沢容疑者は、その議員の私設秘書を30年ほど前までやっていて、勝手に名刺を作ったりしていたらしい。厚生労働省障害保健福祉部企画課係長、上村勉容疑者(39)の上司だった同部の元部長に電話で凛の会への対応を頼んだのは石井一氏で確定なのでしょうか。本人は否定していますが、今後、事情聴取ぐらいはあるかもしれません。その時は、また鳩山代表らが「総選挙が迫ったこの時期になぜ?国策捜査だ」とか言うんでしょうね。★今日の1曲★