豚インフル、警戒レベル「フェーズ4」に引き上げ…WHO世界保健機関(WHO)は27日夜(日本時間28日朝)、世界的に広がっている新型の豚インフルエンザについて警戒水準を「3」から「4」に引き上げると発表した。 新型インフルエンザの警戒レベルは6段階あり、「4」は世界的な大流行に結びつく可能性を認定するもの。これにより日本を含むWHO加盟国は、インフルエンザに対する国内の準備態勢を強化することを求められる。 ただ、WHOは、現時点ではインフルエンザ発生国への渡航禁止や、発生国に対して国境を閉ざすことは勧告しないとしている。 (読売新聞 4月28日5時23分)厚労相、新型インフル発生宣言 官邸連絡室、官邸対策室に格上げ世界保健機関(WHO)が各地で流行する豚インフルエンザを巡り警戒水準(フェーズ)を「4」に引き上げたことを受け、舛添要一厚生労働相は28日、感染症法に基づく「新型インフルエンザ等感染症」の発生を正式に宣言した。厚労省は今後、国の行動計画に沿って、まん延防止対策を進める方針。また、舛添厚労相は「検疫法などによる強制措置を実施する」と述べた。政府は同日、首相官邸の官邸連絡室を官邸対策室に格上げした。(日経新聞 4月28日 07:42) -----------------------------(引用終了)----------------------------一夜明けたらフェーズ3から4に引き上げられていたので、驚きました。GW明けぐらいから、日本でも感染者が続出するような気がしますが、従来のインフルエンザでも日本だけで年間に死者が約1万人も出ていることを考えれば、今回の新型は世界規模で感染者は増えているとはいえ、メキシコ以外に死者は出ていないので、まだ、そんなに怖がらなくてもいいとは思いますが、ただ、最初は毒性の弱かったスペイン風邪でも、人から人への感染を繰り返してる間に、その都度、変異して毒性が強化され、数ヵ月後には死者が爆発的に増えたので、今後、そうなる可能性は高く、食糧や飲料水の備蓄など危機感を持って対応しておくに越したことはないでしょう。◆4000万人の水が危ない!母なる川「湘江」の汚染が深刻化-湖南省湖南省の母なる川「湘江」。重金属汚染が日増しに深刻さを増し、流域約4000万人の飲料水が危険にさらされている。中国経済週刊が伝えた。 「非鉄金属の里」と呼ばれる湖南省。同省を流れる湘江流域には採掘、製錬などの工場が密集し、 そこから垂れ流される排水によって古くから重金属汚染が問題視されて来た。 同省の水銀、カドミウム、鉛の排出量は全国1位。ヒ素や二酸化硫黄、化学的酸素要求量(COD)の排出量も全国上位を占める。 湘江は中国で最も汚染の深刻な河川の1つとされている。流域の一部では飲料水への供給を停止。 約4000万人の飲料水は今もなお危険にさらされている。周辺地域の魚類、穀物、野菜はすでに食用に適さない状態。人体への影響も度々報告されているが、当局と企業のイタチごっこは続く。 事態を重く見た中国政府は、湘江を国の重点的な汚染整備流域に指定。2010年までに700億元(約9900億円)、15年までに3000億元(約4兆2000億円)を投じて汚染整備に取り掛かることが決まっているという。 (レコードチャイナ 2009/04/28 07:38)-----------------------------(引用終了)----------------------------この記事読んで、『ゴジラ対ヘドラ』の主題歌を思い出した。