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2009年04月15日(水) 芸能界って独裁国家のようだ。

「リスナーがイベントを録音!?」北野誠 突然"無期限謹慎"の裏事情

4月12日、所属する松竹芸能から、突然の「無期限謹慎」処分が発表され、
出演番組を降板した北野誠。同プロによれば、
「朝日放送ラジオ番組『誠のサイキック青年団』及び関連イベント内の
不適切な発言により、関係者の方々に多大なるご迷惑をお掛けし、
また聴取者及びイベント参加者に大きな誤解を与えましたこと」
(松竹芸能公式HPより)という説明をするのみで、
北野がどのような不祥事を起こしたのか、具体的にはわからない。
これでは、北野が出演してきた番組の視聴者や彼のファンも納得いかないだろう。

 北野が『サイキック青年団』で、これまでにも際どい発言をしてきたことは、
多くのファンや業界関係者が知るところだったが、今回も、
同番組内での発言が命取りになったようだ。謹慎処分の裏を、芸能プロ関係者が語る。

「ひとつの発言が問題というわけではなく、
これまで蓄積されてきた芸能プロやタレントに対する誹謗中傷発言が
問題視されたんです。決定的だったのは、
芸能界では絶大なる影響力を持つ芸能プロAについて、
裏社会との付き合いとか、所属タレントに関する事実無根の
個人情報などを公開放送の場で語ってきたことでしょうね。
そうしたヤバい発言の数々は放送では消されていたので
表沙汰になってこなかったのですが、
今回、公開放送イベントに何度も参加し、それを録音していたリスナーが、
関係する芸能プロに音源を送付して発覚したらしいんです。
芸能プロAの社長は、それを聞いて激怒。
業界内は、一気に北野を処分する方向に動いたんです」

 北野本人は"ネタ"のつもりだったかもしれないが、
今回ばかりは、そうは問屋が卸さなかったようだ。それにしても恐るべきは、
北野ほどの人気タレントを鶴の一声で"放逐"してしまう芸能プロAの力。
さらに違和感を覚えざるを得ないのが、芸能プロAが関与しているがゆえか、
視聴者やファンのことなど二の次で、謹慎理由を曖昧にしている
松竹芸能や芸能マスコミの姿勢だ。この問題、続報が入り次第報告したい。

(サイゾー2009.04.14 )


北野誠 ラジオで謝罪、活動自粛を発表

一方、所属の松竹芸能はこの日、北野を無期限の謹慎処分とし、
関係する役員、社員を懲戒処分にすると発表。
同社のホームページで「今後、当社内で再発防止を徹底すると同時に、
全社員がタレントマネジメントのプロフェッショナルとしての
矜持(きょうじ)を持ち、高い倫理観と強い危機管理意識を持ち、
職務に励む所存です」とした。

(スポーツニッポン 4月14日7時2分)


松竹芸能と朝日放送が音事協退会…北野誠の問題発言を謝罪

3月8日の放送を最後に突然打ち切られたABCラジオ
「誠のサイキック青年団」での問題発言で芸能活動を無期限謹慎することになった
タレントの北野誠(50)が所属する松竹芸能と、
番組を放送した朝日放送(大阪)が、(社)日本音楽事業者協会(音事協)
に退会届を提出し、受理されていたことが14日、明らかになった。

 音事協などによると、以前から匿名の、同番組での発言内容の一部が
音事協と朝日放送に伝えられていた。
放送期間も約20年にわたっていたため、調査依頼を兼ねた抗議書を
3月中に朝日放送と松竹芸能に送付。両社から問題発言を事実と認める回答があり、
このほど両社から退会届が提出され、受理したという。

 北野の発言については、一部の芸能関係者への中傷だけではなく、
長期間にわたる数多くの不適切な発言が問題視されたようだ。

 音事協はタレントの権利を守る活動などを行っている業界団体で、
正会員として芸能プロダクション約100社が加盟、
賛助会員として放送局など約40社が名を連ねている。

(スポーツ報知 2009年4月15日06時00分)


局アナも凍りついた…桂ざこば“北野誠”に禁句エール
“火に油”のネット大炎上


大阪・朝日放送(ABC)ラジオの番組「誠のサイキック青年団」
(3月8日で放送打ち切り)や関連イベントでの不適切な発言で
芸能活動を無期限謹慎することになったタレント、
北野誠(50)と親交があった落語家の桂ざこば(61)が14日、
ABCラジオでレギュラーを務める情報番組に生出演。
「北野誠、がんばれよ!」「何を言うたんや」とエールを送るとともに、
特定の芸能プロを連想させる叫び声をあげ、共演の局アナが凍りついた。
このため、ネット上では、噂の火に油を注ぐ事態となっている。

(ZAKZAK 2009/4/15)


-----------------------------(引用終了)----------------------------

テレビの総スルー状態を見て、

一番影響力を持っている芸能プロダクション絡みだろうと思ったら、

その通りのようです。

放送やイベントでの積もりに積もった発言に加え、

芸能界や放送業界で版権や利権その他もろもろの関係も含めて、

絶大な権力を握っているプロダクションの社長に関しての発言が、

怒りに火をつけるほどの決定打となったということですね。

その決定打の発言が無ければ、

番組が終了だけというペナルティで収束していたのかもしれません。

なんというか、

北野誠さんが撒いた種とはいえ、

圧力を加えた人物は、

北野誠なら芸能界から消えても誰も心配しないだろうからと、

独裁者のように振舞っても大丈夫と思ったのかもしれませんが、

一般人にしてみれば、

北野誠さんのことを心配するというより、

どうしてここまでキツイ処分になったのと興味を持つのは当たり前で、

逆にネットが燃焼して犯人探しで盛り上がって、

「北野誠が言った話って本当なのかも?」と、

印象を持たれたり、コピペが広まったりして、

逆効果だったのではないでしょうか。








名塚元哉 |←ホームページ