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2009年03月02日(月) 北朝鮮による拉致はカネで解決できるのか?

【民主党解剖】第1部「政権のかたち」(1)「小沢首相」は大丈夫か (1/5ページ)

2月上旬、都内で開かれた民主党議員と支持者による会合。
党代表、小沢一郎が発した言葉に会場は一瞬凍りついた。

 「拉致問題は北朝鮮に何を言っても解決しない。
カネをいっぱい持っていき、『何人かください』って言うしかないだろ」


 日本人の人権と日本の主権を蹂躙(じゅうりん)した
北朝鮮の犯罪をカネで決着させる−。あまりにもドライな小沢発言は、
当然のごとく、箝口(かんこう)令が敷かれた。

 外交・安全保障をめぐる小沢の「危うさ」が露呈し始めている。

 2月24日、記者団に「米海軍第7艦隊で米国の極東の存在は十分だ」と語り、
波紋を広げた。「対等の日米同盟」を土台に、
日本の防衛力増強を志向すると受け取れる発言の真意を、
側近は「安保論議を活性化させようとして投じた一石だ」と代弁する。
だが、党内にも「先を見据えない、浅はかな言葉だ」(幹部)との批判が出ている。

 「民主党に国民は不安も抱いている」。
1月18日、民主党大会で国民新党代表、綿貫民輔はこう指摘した。
民主党が政権に王手をかけたいま、小沢が唐突に繰り出す持論は、
野党の足並みも乱している。

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(産経新聞 2009.3.2 00:04)


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拉致された子供の帰国を待つ被害者のご両親のほとんどが、

70歳を超える高齢者で残された時間は少なく、

このまま北朝鮮との平行線が続いてしまえば、

拉致された子供に会えないまま亡くなってしまうという

悲しい結末さえ起こり得る今、

誘拐犯に身代金を払うのは、

それこそ相手の思うツボじゃないかという気持ちもありますが、

拉致被害者家族連絡会副会長だった蓮池 透 氏は、

雑誌『世界』2008年7月号や、

どちらかと言えば左派系の集会などで、

・身代金を払ってもいい、とさえ思う。
・拉致が解決するのなら国交正常化が先でもいい。
・圧力だけでは拉致問題の解決は不可能であり、対話を併用すべき。

このように制裁一本というのは硬直した考えで、

解決の方法としてあらゆることをしてほしいと言っているように、

制裁によって、拉致問題が解決していない現状を見れば、

取引きという方法も選択肢の一つとして考えられますし、

日本政府も裏ではカネによって数人でも返してもらおうと、

交渉をしている可能性もゼロではありません。

ただ、北朝鮮は核開発で他国を脅してまで、

援助を欲しがっているくせに、

拉致被害者全員を日本へ帰しさえすれば、

いとも簡単に国交正常化が進み、

兆円単位の経済援助が得られるにもかかわらず、

拉致に関しては嘘の死亡情報を提供したりと、

何かと理由をつけて引き伸ばしているということは、

北朝鮮は偽札作りなどの重要な工作活動を拉致被害者に命じており、

北朝鮮が拉致被害者を日本へ帰国させられないほどの

証言によって明るみなると国家存亡の危機に直面するような重要な秘密を、

握らせてしまっているからではないかとさえ思えます。

小沢発言に賛同するしないに関わらず、

膠着状態が続いて一向に進展しない拉致問題、

いったいどうすれば被害者を取り返すことができるのだろうかと、

もう一度、考えてみるというきっかけを作ったと言えるのではないでしょうか。

そして、産経新聞以外はこの小沢発言を取り上げておりませんが、

時期首相と目されてる方の外交政策に関しての考え方による発言なのですから、

他のメディアも、この発言について議論して検証して然るべきではないでしょうか。









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