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2009年01月30日(金) 白洲次郎と白洲正子展

大丸ミュージアムKOBE(大丸神戸店9階)で開かれている

『白洲次郎と白洲正子展』に行ってきました。



去年の9月頃に告知があってから、

次郎氏を尊敬する身として、とても楽しみにしてた展覧会でした。


白洲次郎氏を知らない人は居ないと思いますが、

まだ御存じないという方は、過去の拙日記をどうぞ。
2005年09月08日(木) 生涯、紳士であり続けた日本人

展示内容は、

イギリス留学時代からの次郎氏愛用の高級品の数々から、

日曜大工で作った家具や、

カントリー・ジェントルマンとして休日に行っていた農作業の農具まで

また、白洲次郎を語る上では欠かすことの出来ない、

日本の戦後復興の影の立役者としての、

日本国憲法制定の交渉でアメリカ側に宛てた手紙(ジープウェイレター)など、

貴重な資料の数々、

そして、妻で随筆家の正子さんが審美眼で集めた美術品や骨董品の数々、

二人が過ごした旧白洲邸「武相荘(ぶあいそう)」の内部も一部再現され、

使用されていた家具などが展示されており、

展示会の最後を飾るのは、

やはり、次郎氏の「葬式無用、戒名不用」の

たった二行だけの実にシンプルな遺言書でした。

尊敬する人物の愛用品を目の当たりにして、

感動するやら圧倒されるやら興奮するやらで、

とても有意義な時間を過ごすことが出来ました。


展覧会につき物のグッズコーナーでは、

次郎氏の文字がプリントされたTシャツや、

正子さん愛用の食器(復刻版かな)や、

美術品のポストカードも販売されておりました。

2月9日まで行われておりますので、

近畿地方にお住まいの白洲ファンの方は、

行ってみてはいかがでしょうか。











名塚元哉 |←ホームページ