昨年の秋に公開された『大決戦!超ウルトラ8兄弟』が、DVDとなって本日発売となりました。ということで、初回限定生産版をゲットしました。これで、いつでも萌え怪獣のキングゲスラたんと会えます(笑)トーイくんも映画の面白さに釘付けです。限定版は、メイキング映像・舞台挨拶映像・3D映像が収録された特典ディスク、絵コンテ集、レプリカ台本、3D映像が楽しめるメガネが付いています。今回は、円谷作品史上初のブルーレイでも発売されていて、映像の美しさでブルーレイを選びたかったのですが、特典もないDVD通常版と同じ仕様だったので、限定版を買いました。作品は映画館で観たとき同様に燃えますね。そして、同じところで目頭が熱くなります。とくにラストなど賛否両論があった作品ですが、やっぱり素晴らしいです。ありがとうウルトラマン!って感じです。そして、映画以外に感動で身震いしたのがレプリカ台本の巻末にサプライズで収められていた初期プロットです。『ウルトラマンメビウス』のテレビ版や前作の映画で出演叶わなかった東光太郎(タロウ)の篠田三郎さんが主役の作品で、ウルトラ兄弟や父、母などM78戦士がほぼ登場し、昭和ウルトラマンの人間体が揃い踏みという、メビウスでやり残したことを全部盛り込んでみましたというぐらい贅沢な内容です。残念なことに予算やスケジュールで実現には至りませんでしたが、逆に、このプロットが作品となって実現しなかったことにより、昭和ウルトラ4兄弟と平成ウルトラマン4人の共演というもう一つの夢のような展開の『超ウルトラ8兄弟』が実現したのです。また、この初期プロットがそのまま封印とはならず、こうやって収録されたことによって、ウルトラマン好きな人がそれぞれに空想の世界で、それこそ好きなように映像化したウルトラマンが楽しめるのではないでしょうか。いつか、初期プロットのような、昭和ウルトラマン人間体が揃い踏みする豪華なウルトラマンが、空想ではなく本物の映画作品として誕生する日を願っています。