首相 教員会合と勘違い?PTA大会で親批判麻生太郎首相は19日、都内で開かれた全日本私立幼稚園PTA連合会全国大会であいさつし「しつけるべきは子どもより母親だと言った幼稚園の園長を尊敬している」などと保護者側に厳しい発言を繰り返した。 首相は「妹が幼稚園の先生をしていたので苦労を聞かされた」と切り出し、「お子さんの後ろに付いている親で苦労している人もいると思う」「はしの持ち方のしつけは家庭でやるものだと言おうものなら、あの先生は親切じゃないという話になる」と教員に話しかけるような表現が続いたことから教員の会合と勘違いした可能性が高い。 ただ、途中で保護者が多いと気付いたのか「子どもは愛情を持って育てるべきだ」と急に批判をトーンダウンさせた。 (スポニチ 2008年11月19日 23:35)しつけるべきは母親=幼稚園PTA大会で麻生首相麻生太郎首相は19日、都内のホテルで開かれた私立幼稚園PTAの全国大会であいさつし「家庭でしつける力がなくなってきた」と指摘した上で、「じいさん、ばあさん、やかましいおやじさんの存在が薄くなってきたせいもあって、幼稚園で何とかしろと負担が掛かってきている。しつけるべきは母親だ」などと苦言を呈した。 首相は「幼稚園は、お子さんの後ろにくっついている親で苦しむ」などとも述べた。(時事通信 11月19日22時52分)-----------------------------(引用終了)----------------------------読み間違いや軽はずみな発言が多すぎて、何かと批判されている麻生首相。この幼稚園PTA大会も教員の大会と勘違いしていたようですが、勘違いを抜きにすれば、言っていることに関しては、「躾の根本は親の義務である」という意味のことなのですから、親でも教員でも、けっこう同意できる内容だと思うのですが。まあ、でも、麻生首相の軽はずみな発言は今に始まったことではなく、昔から多いわけですが、しかしながら、首相となれば立場が今までとは大きく違います。常に首相の座から引き摺り下ろそうと手薬煉引いている人達の恰好の餌になるだけなのですから、やはり、言葉は慎重に選んで話すべきだと思います。それから、今回のような勘違いをしないよう、どういう主旨の会に呼ばれているのかなど大まか内容を、事前に秘書に聞いておくべきだとも思います。