ランダムに画像を表示










もくじ過去未来

2008年10月03日(金) 民主党さん、矢野絢也の国会招致まだ〜?

民主、首相に「政教分離」ただす 公明・創価学会念頭に

民主党の輿石東参院議員会長が2日午前、参院本会議の代表質問で、
「税法上優遇されている宗教法人が選挙対策の中心拠点となって、
政党以上の選挙を行っていると言われている」と述べ、
公明党の支持母体である創価学会を念頭に、憲法が定める政教分離について、
麻生首相の見解をただした。首相は「政教分離は宗教法人の政治的活動を
排除する趣旨でない」と述べ、従来の政府答弁を踏襲した。

 この質問は、公明党の矢野絢也・元委員長が6月、民主党など野党有志の会合で
「非課税で運営されている宗教団体(創価学会)の施設が選挙活動の拠点になる。
私の時代は対価を支払ったことはない」と述べたことがきっかけ。
民主党は政教分離の観点から問題視し、
今国会で矢野氏を国会招致する考えを示してきた。

 輿石氏がこの問題を取り上げたのは、野党多数の参院で問題提起すれば、
国会招致に現実味が増し、招致を回避したい公明党が、
民主党が求める早期解散に向けて自民党に圧力をかけるとみるためだ。
輿石氏は質問後、早期解散が見送られた場合の今国会での招致について
「当然、視野に入ってくる」と記者団に語った。

(朝日新聞 2008年10月2日13時0分)


民主、参院に矢野氏招致の意向 解散先送りなら

民主党の小沢代表は2日のテレビ番組で、公明党の矢野絢也元委員長の
国会招致について、「政治と宗教、憲法上の問題は大きな焦点だ。
衆院では自民党がうんと言わない限りできないが、(野党が多数の)
参院では大きなテーマだということになれば、参院(民主党)で判断する」と述べた。
衆院の解散が先送りされれば、今国会中に参院で招致する考えを示した発言だ。

 矢野氏は、公明党の支持母体・創価学会の施設が、
選挙期間中、24時間態勢で選挙活動の拠点になっていると指摘している。
民主党は事実なら憲法で定めた政教分離に反するとみて、
輿石東参院議員会長が2日の代表質問で取り上げた。
民主党内には、事実関係の調査のため、
総選挙の際に創価学会施設を監視しようとの動きもある。

 民主党幹部は2日、「与党を予算委員会に引き込むために、
矢野氏の招致はやらないと公明党には伝えていた。
だが、(麻生首相が)解散を先送りするなら徹底的に公明党も
追及しなくてはいけない」と記者団に語った。
同日には、この問題に取り組んできた石井一副代表と
国民新党の亀井静香代表代行が国会内で矢野氏招致に向けて協議した。

 参院民主党は2日、参院予算委員会で政権を追及するため、
プロジェクトチーム(PT)を作ることを決めた。
PTは、事故米、厚生年金記録改ざん、後期高齢者医療制度、
金融危機といったテーマごとに設け、創価学会による政治活動も
政教分離の観点から「疑惑追及PT」で取り上げる見通し。
参院予算委でテーマごとの集中審議の実施を検討しており、
PTで追及材料の仕込みをする考えだ。

(朝日新聞 2008年10月3日6時31分)


-----------------------------(引用終了)----------------------------

公明党がキャスティングボートを握ってる現状に嫌気が差しているので、

さっさと自公連立は解消して欲しいぐらいですので、

矢野氏の国会招致をぜひとも実行して、

全てをぶちまけてもらいたいものですが、

民主党は、公明党に問題があると思うならば、

選挙に関係なくいつでも行えるのですから、

さっさと矢野氏を招致するべきではないでしょうか。

夏前から招致は話題に上るものの、ずっと先延ばしにして、

ついには解散の圧力に利用しようとしているところを見ると、

本気で実行に移す気はないと感じてしまいます。

そもそも、民主党にやる気がないと分かるのは、

自民党に問いただしてみるというだけで、

けっして自分達から公明党に向かって「政教分離違反だ」などは絶対言わず、

メディアと一緒で「指摘する声もある」とか「問題がある」といったような、

第三者視点で問題を匂わせてみるだけで、

公明党にどうするべきなのかとは言わないところにも現れています。

次の選挙で自民が野党に転落した場合、

公明党は与党に残る為に民主党と連立を組んで、

民主党も長期政権となれるようお互いの利害が一致するように、

裏ではコソコソと公明党や創価学会上層部と会談しているという

ウワサ話も出てきているようなので、

きっと解散して総選挙で民主が勝ったら、

矢野氏の招致自体が無くなることでしょう。

それと、よく分からないのが、

民主党は衆参ともにプロジェクトチームを作り、

予算委員会で年金記録改ざんなど問題山積の麻生政権を

追及すると意気込みながらも、解散ばかりを要求している点です。

お望みどおりに解散すれば、

意気込んでいる問題の追求すら出来ないのにもかかわらずです。

けっきょく、どれここれも本気ではなく、

政権奪取ありきしか頭にないということでしょうか。

そして、公明党とすれば矢野氏の国会招致が実現すれば、

あれもこれも隠しておきたいことが出てくるかもしれないので、

早期解散を麻生首相に狂ったように要求するようになるかもしれません。

麻生首相がそれに従うのであれば、

一宗教に国会運営を牛耳られているようなもので、

日本は乗っ取られているのと同じかもしれませんね。

公明党・創価学会の野望 (講談社+アルファ文庫 G 143-4)
公明党・創価学会の野望 (講談社+アルファ文庫 G 143-4)平野 貞夫


Amazonで詳しく見る
by G-Tools









名塚元哉 |←ホームページ