日本選手団本隊が出発=福田団長「好成績で帰ってきたい」−北京五輪昨日の『報道ステーション』で、オリンピック開幕間際の北京の様子を伝えていたのですが、ああ、経済が発展して市場経済主義的になりつつあっても、国家としては、やっぱり共産主義国だよなぁと、感想を改めて実感しました。警察や解放軍はもちろんのこと、いたるところにボランティアの人が、不審者が居ないかなどを監視していて、バスの中でさえ行動チェックする監視員が居たりと、過剰なまでの疑心暗鬼ぶりを見せています。世界から注目を集めるオリンピックはテロの標的なりがちですが、中国の場合は、テロリスト以外にも、他民族の弾圧や自国の圧制など、いろいろと怨みを買っているだけに、世界から注目を集める大会を開くには他の国以上に大変です。オリンピックに挑む日本人選手は、テロに遭ったり、暴れ中国人に襲撃されたりとか、大気汚染や食べ物によって病気にならないかと心配になります。選手の皆さんには、メダルを取れるようにベストをつくすのも大事ですが、とにかくどうか無事で帰ってきてくださいと祈るような心境でしょうか。