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2008年07月23日(水) 自分勝手な通り魔たち

八王子の駅ビルで通り魔、女性刺され死亡…容疑の男逮捕

菅野容疑者は、刺した2人とは面識がなく、調べに対し、
「仕事がうまくいかず、両親に相談したが乗ってくれなかった。
ムシャクシャして、とっさに無差別に人を殺したくなり、
包丁を買って書店に向かった」と供述しているという。

(読売新聞 2008年7月23日02時15分)


ほかどうでもいいソース:
無差別殺傷事件続く 「小泉改革のせいと思えてならない」

-----------------------------(引用終了)----------------------------

こういった事件がおきるたびに、その原因は何なのかと、

社会のシステム構造によって無差別殺人が生まれたなどといったように

さまざまな理由を探りますが、

最近は、加害者が犯罪に至るまでの経緯より、

なぜ、ストレスの発散が無差別殺人という突飛な発想に結びつくのか、

また、それしか選択肢(発想)が思いつかなかったのかのほうに興味があります。

あと、このような事件は個人の資質的な責任と社会の影響で発生しており、

どちらか一つが原因なんて単純なものでもないのに、

ワイドショーのコメントなどで、

格差のある社会が悪いから云々と、

何かに責任を押し付けたことを言えば言うほど、

「自分の人生が幸せでないのはすべて他人の責任だ、
 凶悪な犯罪を犯しても俺が悪いのではない、
 このような俺にした社会が悪い。俺より社会を責めろ」と、

何らかの理由で鬱憤が溜まっている人間を余計に

他人に責任を押し付けた自分勝手な理由の

無差別テロ的な犯罪に煽り立てているようなもんだと思うのですが。

一つの自殺方法を伝えた自殺報道によって、

同じ方法での自殺が連鎖する時と同じように。








名塚元哉 |←ホームページ