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2008年06月26日(木) 米政府「指定解除」を発表

米政府「指定解除」を発表 20年経てついに

北朝鮮による核計画の申告書提出を受け、米政府は26日、
同国を「テロ支援国家」としてきた指定を解除すると発表した。
指定解除を議会に通告し、通告から45日で発効する。
1988年から約20年間にわった米側の指定が解除に踏み込むことで、
米朝関係は、最終的な非核化への取り組みをにらみつつ、
将来的な正常化に向け動き始める。
 指定解除に絡み、日本側で問題棚上げの懸念が強まる拉致問題については、
ブッシュ米大統領が25日、福田康夫首相との電話協議で「決して忘れない」と伝達。
米国務省のケーシー副報道官も、「解決に向けた日本の取り組みを
引き続き支援する」と説明した。
 テロ支援国家の指定解除は、大統領からの書面指示を受け、
国務長官が議会に通告手続きを取るもよう。
リビアなど過去のケースから、指定解除にかかわる一連の文書には、
北朝鮮に関してテロ支援の危険がないと判断した根拠が簡潔に示されるものとみられる。

(産経新聞 6月26日20時29分)


かすむ「拉致」福田政権打つ手なし 北朝鮮のテロ指定国家解除へ

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アメリカの協力が弱まりつつある日本としては、

自力で拉致を解決しなければいけない状況に、

さらに追い込まれたわけですが、

今の日本政府にその策はあるのでしょうか。

拉致被害者ご家族の方々は会見で、

落胆の表情を見せ、複雑な心境を吐露していますが、

なぜ、アメリカ政府の「指定解除」に対して、

これほどまでに落胆するのかといえば、

裏を返せば、日本の外交・交渉能力を信頼していない証拠に他なりません。

日本政府としては非常に情けないことではないでしょうか。

拉致被害者ご家族の暗澹とした気持ちを垣間見るにつれ、

本当に居た堪れない気持ちになり、

出るのはため息ばかりです・・・。








名塚元哉 |←ホームページ