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2008年02月11日(月) 往生際の悪さだけは横綱級

「兄弟子が勝手にやった」=元時津風親方、依然否認−愛知県警

大相撲時津風部屋の序ノ口力士斉藤俊さん=当時(17)=傷害致死事件で、
逮捕された元時津風親方山本順一容疑者(57)が、
愛知県警犬山署捜査本部の調べに対し、一連の兄弟子らによる暴行について
「兄弟子たちが勝手にやったこと」などと供述し、
依然容疑を否認していることが10日、分かった。
 調べによると、山本容疑者は昨年6月25日夜、
愛知県犬山市の宿舎で部屋から脱走した斉藤さんを説教した際、
斉藤さんの額や腹部などをビール瓶で殴り、「教えてやれ」
「柱に縛り付けておけ」などと兄弟子たちに指示。
これを受けて、兄弟子らは激しい暴行を加えたとされる。
 しかし、山本容疑者は調べに対し「自分は知らない。
兄弟子たちが勝手にやった」などと容疑を否認。
ビール瓶で殴ったことは認めているものの、
死亡当日の「ぶつかりげいこ」についても
「けいこだった」との主張を崩していないという。

(時事通信 2008/02/11-02:32)


<力士暴行死>前親方、隠ぺい指示 兄弟子に「黙っていろ」

大相撲時津風部屋の力士暴行死事件で、前親方の山本順一容疑者(57)=
傷害致死容疑で逮捕=が事件直後、自らの事件への関与などを
隠ぺいするよう兄弟子たちに口裏合わせを指示していたことが分かった。
特に自分がビール瓶や木の棒で殴った点や、兄弟子が金属バットを
使用したことを口外しないよう念押ししたといい、愛知県警特別捜査本部は
山本容疑者が当初から過度の暴行を認識していたとみて調べている。
(以下省略)

(毎日新聞 2月11日3時53分)


-----------------------------(引用終了)----------------------------

罪を認めず、証拠をつきつけられると、

自分は知らない、下の者が勝手にやったことだと責任のなすりつけ。

船場吉兆と同じパターンですね。

時津風前親方は亡くなった力士ではなく、

指示で暴行を行った三人の兄弟子達の人生も

めちゃくちゃにしたことに気づいていません。

最近、つくづく思うのが、

この事件とか、どっかの大学のラグビー部員の集団強姦とかを知ると、

「スポーツで体を鍛えれば健全な精神力が鍛えられる」なんていうのは、

そもそも嘘デタラメで、最初から健全な精神力を兼ね備えた人の

幻想なのではと思えてなりません。

不良がスポーツによって立ち直ったというのは、

コーチの指導が成功したから感動的な物語になるだけであって、

性根が腐っている人間は、何をやっても腐ったまんま。

そんな性根が腐った人間が、指導者として親方をやっていたなんて、

これほど性質の悪い話はなく、

こんなのに人生を狂わされた弟子達が不憫でなりません。


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名塚元哉 |←ホームページ