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2008年01月29日(火) 知名度

作り手を“やる気”にさせる著作権とは――島本和彦氏など語る (1/3)

時代遅れの著作権制度が創作の足かせになっているとすれば、
どんな制度が理想的だろうか。
「著作物は完全コピーフリーにし、2次使用料は税で徴収する」
など著作権の枠組みのアイデアについて、法学者や漫画家が議論した。

 現行の著作権法はネット時代に合っていない。では、どう変えればいいのか――
早稲田大学デジタル・ソサエティ研究所が1月25日に都内で開いたシンポジウムで、
法学者や漫画家などが、新しい著作権制度の形について議論した。

(以下省略)

(ITmediaNews 2008年01月28日 08時02分)


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ちょwww『痛いニュース(ノ∀`)』で、

我が心の師匠である島本和彦さんが早稲田シンポジウムで語った

この熱血正論がネタになって紹介されているよ。

痛いニュース(ノ∀`)2008年01月28日
漫画家の島本和彦さん「YouTubeでエヴァを見たつもりになるな。
日本はアニメや漫画を見る作法がなっていない」



カテゴリも「痛いニュース」に分類されてるしw

心血注いで創作した作品を生み出している者の発言としては、

正論でちっとも痛くないだろうと思うのですが、

あ、もしかして島本さんの発言に反応してる

「著作権違反を正当化しようとしている2ちゃんの反応(レス)」が痛いってこと?

 確かに、放送後すぐにアップされるアニメや特撮など、

また映像ソフトが手に入る作品をアップするのは正直どうかと思います。

ただ、廃盤になったものや、TV放映一回きりや、

さまざまな事情がありソフト化さえされていない古い作品が、

動画サイトにアップされるのは、映像の図書館的な感覚で、

ありがたいなぁと内心思っていたりもします。


◆愛媛新聞1月29日付社説 大阪府知事選 勝敗の分岐点は知名度だけか

大阪の街に「橋下旋風」が吹いたということか。
三十三年ぶりの与野党激突となった大阪府知事選は、
与党が推した弁護士でタレントの橋下徹氏が民主党推薦候補らを大差で破った。
 テレビのバラエティー番組に多数出演するなど知名度抜群の
橋下氏のタレント性に焦点が当たった選挙だった。
 大阪は漫才師の西川きよし氏が参院選で三期連続当選し、
コメディアン出身の故横山ノック氏は再選の際に府知事選史上最多の
約二百三十五万票を獲得した「実績」のある土地柄だ。
何より昨年十一月の大阪市長選では、報道番組キャスターを務めていた
民放のアナウンサーが初当選している。
 投票日の出口調査では、橋下氏に投票した人のうち
「人柄」を基準にしたのが41・1%で最も多かった。
テレビを通じて茶の間に浸透した橋下氏に対する慣れや親しみやすさが、
投票行動に結びついたといえよう。
 民主党の鳩山由紀夫幹事長は
「圧倒的な知名度の差を埋められなかった」と敗因を分析。
社民党の福島瑞穂党首も「選挙が個人の人気投票のようになり残念だった」としている。
 橋下氏は子どもにさえ顔を知られている。
知名度の優劣が勝敗に影響したのは間違いない。
しかし、橋下氏の勝因を知名度だけで片づけるのは、あまりにも短絡的にすぎる。
 「脱タレント」で当選した宮崎県の東国原英夫知事は、
テレビに出演するなど精力的に宮崎をアピールしている。
その姿に有権者が橋下氏をダブらせても不思議ではない。
 橋下氏は出馬表明後、茶髪にジーンズという独特の
ファッションからスーツに着替え、髪も黒く染めた。
そして、「大阪を変えよう」と熱っぽく訴えた。
 大阪府の財政は火の車だ。一九九八年度から九年連続の赤字決算で、
府債残高は約五兆円に上る。昨年度の完全失業率は全国ワースト二位、
生活保護を受けている世帯の割合も高い。
 知事といえば既成政治家からの転身組や官僚出身者が目立つ。
政治、経済の両面で閉塞(へいそく)状態にある府民が、
しがらみのない橋下氏の清新さ、バイタリティーに期待したのが選挙結果ともいえよう。
 既存の政党は勝敗の原因を知名度だけに矮小(わいしょう)化しすぎると、
有権者の真意を読み誤ることになろう。
 与党は参院選、大阪市長選と続いた退潮ムードにブレーキをかけた格好だ。
ただ戦術とはいえ、政党色を極力控えた戦い方だった。
府政でも堂々と立場を明確にして訴えるべきだった。
 民主党は小沢一郎代表が陣頭指揮に当たるなど国政選挙並みの体制を敷いた。
ねじれ国会の主導権を握り、衆院解散―総選挙に追い込む戦略の
橋頭堡(きょうとうほ)にしたかったからだ。
それだけに出はなをくじかれる形となった。
 小沢代表は新テロ対策特別措置法再議決時の採決よりも選挙応援日程を
優先させたとして批判された。三月の熊本をはじめ年内には七県で知事選がある。
戦略の見直しを迫られよう。


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民主党などは橋下氏の当選理由を「知名度」のみにしていますが、

果たして知名度だけなのでしょうか。

例えば、元ライブドア社長の堀江貴文氏は、

2005年の衆議院選挙に出馬しましたが、落選してます。

当時は、堀江氏が「時代の寵児」として持て囃されており、

マスメディアで取り上げられない日はなく、

老若男女に知名度はバツグンで、

メディアに影響を受けやすい(踊らされる)人が多いとはいえ、

それでも落選しています。

知名度だけで当選できるのなら、

堀江氏でも当選できていたことでしょう。

当選するには人を引き付ける能力が一番必要です。

人を引き付ける能力には知名度も含まれますが、

一番重要なのは知名度よりも、如何に心に響く演説をするか、

期待という幻想を抱かせられるか、

信頼や信用を得られる努力をしたかだと思います。









名塚元哉 |←ホームページ