朝ズバッ!捏造疑惑深まる みのもんたよ「テレビの画面上で謝罪すべきだ」TBSの情報番組「みのもんたの朝ズバッ!」で「捏造の可能性」が指摘されている問題で、不二家が社外に設置した信頼回復対策会議が正式に「TBSに対する損害賠償請求など法的措置をとることを検討すべきだ」と不二家に提言した。さらに、同会議は「捏造の可能性」の裏づけとなるメモやテープを公開した。不二家も本格的に提訴を検討する方針だ。 (以下省略)(J-CASTニュース 2007年03月30日21時17分)不二家報道でTBSに質問情報番組「みのもんたの朝ズバッ!」の不二家報道をめぐり、不二家側がTBSとの話し合いの録音などを公開したことについて同社が批判したのは容認できないと、不二家の信頼回復対策会議の郷原信郎議長が2日、井上弘TBS社長に公開質問状を提出した。 TBSは3月28日、同番組が放送した不二家の不祥事に関する内容が「正確性を欠いた」と釈明。質問状では、釈明内容と不二家が事前にTBSに確認した内容に違いがあり、不二家側は合意の上録音した議論内容などを同30日の会見で公開。TBSは同日「無断公表は道義にもとる」とのコメントを出した。 郷原氏は「報道という公益性の高い問題でTBSに不誠実な対応があり公開した。道義にもとるとした理由を明らかにしてほしい」としている。(スポーツ報知 2007年4月2日22時17分)-----------------------------(引用終了)----------------------------TBSの主張は、牛乳を入れたなどの表現の一部は誤りだったが、全部捏造ではなく、根幹部分は真実ということですから、少なくとも根幹部分は正しいという証拠を提示すべきなのですが、しかし、それすらしていない。それどころか、誤解のある表現と認めた「牛乳を混ぜる」と「10年以上前に勤務」については、番組内で司会のみのさんが、視聴者に向けて謝罪訂正をするべきなのですが、それもまだしていない。なぜ、それすら行わないで無視し続けるのかが不思議でなりません。間違った報道は食品会社で言えば異物混入を同じようなもの。一部の誤りさえ認めない時点でTBSは不二家以下。報道機関以前に組織として終わっています。 ところで、TBSに公開質問状を出した不二家の信頼回復対策会議の郷原信郎議長さんの肩書きを調べてみたら、桐蔭横浜大学コンプライアンス研究センター センター長 郷原信郎元検事さんだそうです。とても正義感が強そうだから、TBSがいつものいい加減な言い訳で逃れようとすればするほど、逆効果になってしまうような気がするのは私だけでしょうか。 そんな郷原信郎氏が書いた新書『「法令遵守」が日本を滅ぼす』(新潮新書) 以前から興味があったので早速購入して読んでみようと思います。↓エンピツ投票ボタンです。 押してくださると日記を書く励みになります。エンピツ時事/社会ランキング エンピツ総合投票ランキングMyエンピツ追加