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2007年03月13日(火) 千丈の堤も蟻穴より崩る

松岡農相が辞任否定、光熱水費の計上問題で

松岡農相は13日の閣議後の記者会見で、自らの資金管理団体が高額の
光熱水費を計上していた問題で進退について問われ、
「与えられた任務がある。その責任をしっかり果たしていくというのが
最大の思いだ」と述べ、閣僚を辞任する考えはないことを強調した。

 農相は、光熱水費の詳細を公表しないとの立場を改めて示す一方、
野党が証人喚問を求めていることについて、「決まれば応じないといけない。
あれは嫌(いや)って言うわけにはいかない」と語った。

 農相の資金管理団体は光熱費や水道代のかからない衆院議員会館を
事務所にしながら、光熱水費として5年間で計約2800万円を計上している。

(読売新聞 2007年3月13日11時17分)


ほか関連ソース:
産経新聞(3月13日):松岡農水相「疑惑」 閣僚の間からも説明を求める声

-----------------------------(引用終了)----------------------------

>与えられた任務がある。その責任をしっかり果たしていくというのが最大の思い

ほとんどの国民は、そんなこと望んでいないと思います。

松岡農水相に与えられた任務と責任は、

光熱水費を計上した使途を国民へ説明することと辞任ではないでしょうか。

 柳沢厚労相の失言はうっかりしたミスだったので、まだ許せますし、

失言で辞職に追い込まれるのはどうかとは思いましたが、

でも松岡農水相は完全に故意犯であり問題の質がまったく違います。

納得の出来ない言い訳で逃げ切ろうとする松岡農水相は国民を舐めきっており、

この件は有耶無耶にさせてはいけません。

 これから先、一部の利権を貪る人以外には、

ほとんどの国民から評価が得られるような大臣とは到底思えず、

松岡氏に大臣を続けさせる必要性は皆無に等しいと感じますが、

安倍首相が庇う理由もよく分かりません。

「千丈の堤も蟻穴より崩る」という諺がありますが、

松岡氏が大臣を続けたばかりに、今後も週刊誌などからにより、

第2第3の疑惑が表沙汰となってさらに傷口が広がり、

収拾が出来なくなるほど化膿してしまわぬうちに、

膿は出し切った方がいいと思うのですが。

「千丈の堤も蟻穴より崩る」
千丈もある頑丈な堤も、小さな蟻や螻蛄(けら)の穴が原因で崩れる。
小さな誤りや僅(わず)かな油断が元で、大事を引き起こしたり
失敗したりするものだということ。


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名塚元哉 |←ホームページ