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2006年11月26日(日) 横浜FC J1昇格おめでとう!

カズが再びJ1の舞台へ!横浜FCが優勝で初昇格決める

Jリーグ2部(J2)第51節(26日・鳥栖スタジアムほか=6試合)
横浜FCが鳥栖に1−0で勝ち、勝ち点を90に伸ばして優勝が確定、
来季の1部(J1)初昇格を決めた。

 2位神戸は湘南と2−2で引き分けて勝ち点86。
3位柏は2−3で札幌に逆転負けし同85のまま。

 水戸−草津、東京V−仙台は、ともに1−1で引き分けた。
山形は5−0と徳島に大勝した。


(一部省略)

1998年オフ。経営問題を理由に横浜フリューゲルス(横浜F)は
事実上の解散を強いられ、横浜マリノスに吸収合併された。
その後、横浜Fのサポーターが中心となって市民クラブ「横浜FC」が産声を上げた。
創設3年目の2001年にJ2入りし、8年目にして大きな夢をつかんだ。

 39歳の三浦は言った。「(昇格争いの)プレッシャーの中でやってきたことで、
若手を含めチームは大きく強くなった」。その表情は達成感にあふれていた。

★横浜FC苦難乗り越えた−市民クラブの理想を実現

 消滅した横浜フリューゲルス(横浜F)ファンや市民の情熱が実って
産声を上げた横浜FCが、ついにJ1へと昇格する。
誕生から8年目、紆余(うよ)曲折を経たクラブに歓喜の時が訪れた。

 「こういう小さなクラブでも、いつかはチャンスが来る。
低迷したけれど、やっとここまで来られた」と、
現役時代に旧西ドイツでプロとして9年間活躍した奥寺社長。
自ら体感した市民クラブの理想と、厳しい経営環境やリーグ戦の現実との間で、
一筋縄ではいかない苦難が付きまとった。

 1998年、横浜Fは横浜Mに吸収合併されて消滅。
34万7000人の署名を集めて存続を訴えたサポーターは、
あきらめずに新クラブを発足させる。市民が会員となって運営に参画する
スペイン流の「ソシオ(会員)制度」を採用。日本スポーツ史上例のない
モデルとして注目され、下部リーグから再起を期した。

 だが、資金難で特定のクラブハウスも練習場もない日々が続いた。
「少ない給料しか払えず、選手の士気を保つのは大変だった」と奥寺社長は振り返る。
クラブ運営会社とソシオ理事会の対立も表面化。
2001年には裁判にまで発展し、当初のソシオ制度は破たんした。

 逆風が吹き続けたが、現在も市民が「クラブメンバー」として支える構造は健在だ。
スポンサー収入が安定し、徐々に戦力が整ったことも大きい。
横浜F最後の主将だった山口は「あの時とは別のチームだけれど、
同じ三ツ沢がホームのクラブだから、特別な思いはある」と話した。
念願のJ1で、横浜FCの新たな挑戦が始まる。

(サンスポ.COM 2006年11月26日)


鳥栖 0−1 横浜FC [鳥栖/12,077人]
0-1 後半32分 横浜FC:アレモン

神戸 2−2 湘南 [神戸ウ/11,112人]
0-1 前半36分 湘南:アジエル
1-1 後半28分 神戸:栗原圭介
2-1 後半44分 神戸:田中英雄
2-2 後半44分 湘南:加藤望

柏 2−3 札幌 [柏/11,471人]
1-0 前半32分 柏:山根巌
2-0 後半9分 柏:石川直樹
2-1 後半10分 札幌:相川進也
2-2 後半13分 札幌:フッキ
2-3 後半27分 札幌:中山元気


J2上位順位 勝点 得失点

横浜    90  +27 昇格、優勝
神戸    86  +26
柏      85  +21


-----------------------------(引用終了)----------------------------

プロを含む日本のスポーツはどうしても企業主体から脱し切れず、

赤字経営のチームは、身売りか、合併か、消滅の3つしか選択肢がありません。

Jリーグの横浜マリノスと横浜フリューゲルスの合併により、

初の市民クラブとして発足した横浜FC。

記事にもあるとおり度重なる逆境がありましたが、

J1昇格を信じてずっと支えてきたサポーターの皆様、

本当におめでとうございます。

J1で再びカズ選手が見られることを楽しみにしています。

 さて、地元神戸のヴィッセルのJ1復帰は、

次節の結果次第で大きく変化します。

CSで試合の生中継を見ていましたが、DFが二人退場するという中で、

試合終了間際に逆転することが出来たのですが、

その直後に同点に追いつかれ天国から地獄に突き落とされるという、

きっとウイングスタジアムへ観戦に行っていれば、

精神的ダメージの大きいとんでもない展開でした。

3位の柏が負けたので、なんとか自動昇格可能な2位に残れており、

次節(最終節)の試合を勝ちさえすれば文句なく昇格が決まるのですが、

主力のDFが出場停止やケガにより一人も出場できない状態なので、

勢いのあるベガルタ仙台相手に勝てるのかどうかが危惧されます。

はぁ〜・・・きっついなぁ・・・。

勝つことを信じて応援するしかありません。

読売新聞 11月26日:G大阪勝ち、浦和分ける…V争いは最終節の直接対決へ

次節はJ1・J2ともに盛り上がりますね。




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名塚元哉 |←ホームページ