<6カ国協議>米中朝が再開合意 北朝鮮は無条件で復帰北朝鮮の核問題をめぐる6カ国協議の米中朝3カ国の首席代表は31日、北京の釣魚台迎賓館で非公式協議を開き、3カ国は「都合がいい近い時期」に6カ国協議を再開することで合意した。同協議は北朝鮮が米国の金融制裁に反発して昨年11月以来、休会しており、北朝鮮の初の核実験後、初めての開催になる。北朝鮮は非公式協議で「6カ国復帰」に条件をつけず、米側も再開協議で金融制裁について「作業部会をつくる用意がある」と表明した。6カ国協議再開によって北朝鮮の再核実験は遠のいたと言える。ただ、6カ国協議再開後も金融制裁問題など米朝の対立で交渉は難航することが必至だ。 中国外務省や、31日夜、北京の米国大使館で記者会見した米首席代表、ヒル国務次官補によると、中国の武大偉外務次官を仲介役に、ヒル次官補と北朝鮮の金桂冠(キムゲグァン)外務次官は非公式協議で「6カ国協議の推進について、率直かつ、突っ込んだ話し合いを行った」という。 協議は7時間に及び、中朝、米中、3カ国の協議がそれぞれ開かれ、その後、米朝間の「接触」もあったが、ヒル次官補は「交渉ではない。すべての交渉は6カ国協議の枠内で開かれる」と従来の姿勢を示した。 また、ヒル次官補は「11月か、または12月に次回6カ国協議の開催を望む」と述べ、年内再開を要求。同日の協議で、北朝鮮が核廃棄を確約した昨年9月の共同声明について、金次官が「順守する」と述べたことを明らかにした。 さらにヒル次官補は金次官に対し「米国は北朝鮮を核保有国として認めない」と明言。金次官は金融制裁問題を気にしていた様子だったという。(以下省略)(毎日新聞 11月1日1時18分更新)-----------------------------(引用終了)----------------------------昨晩、ドラマ『ちびまる子ちゃん』を見ていると、速報で飛び込んだこのニュース。その時点では、伝えられている情報量も少なく、また誤報なのでは? 本当に無条件なの?と様々な考えが浮かんでは消えるので、一先ず、一晩時間を置いて様子を見てから書こうと思ったら、北朝鮮は今日になって・・・。◆「6カ国」核協議 「金融制裁の解除前提」 北朝鮮当局者が明言韓国の聯合ニュースによると、北朝鮮外務省スポークスマンは一日、朝鮮中央通信のインタビューに対し、六カ国協議復帰について「六カ国協議の枠の中で金融制裁問題を論議、解決する前提で会談に出ることにした」と述べ、米国の金融制裁解除が核問題協議の前提になるとの考えを示した。同協議再開合意後、北朝鮮当局者が公式に発言するのは初めて。 ヒル米国務次官補は十月三十一日、金融制裁問題を扱う仕組みとして「作業部会をつくる用意がある」と表明したが、制裁解除までは言及していない。このため、今後行われる協議の位置づけや目的をめぐり、米朝双方の認識の違いが表面化する可能性もある。 一方、一日の韓国紙、ハンギョレ新聞によると、駐北京北朝鮮大使館関係者は三十一日、再開される六カ国協議について「核軍縮会談にならなければならない。米国は(北朝鮮を)核保有国として認定しないというが、結局、認定せざるを得ない」と述べた。 三十一日の米中朝非公式会談後に電話インタビューしたもので、この関係者は「六カ国協議の性格を変えなければならない。核保有以前と以後では状況が違う。今は核放棄ではなく、核軍縮だ」と述べ、核実験による「核保有国」としての立場を強調、北朝鮮の一方的な核放棄ではなく、米国にも核兵器削減などを求める考えを示した。(北海道新聞 2006/11/01 14:06)-----------------------------(引用終了)---------------------------->北朝鮮の一方的な核放棄ではなく、>米国にも核兵器削減などを求める考えを示した。この発言によって、日本の反核団体や左巻きが、北朝鮮を応援しそう(笑)金融制裁は、北が製造している偽米ドル札に関してなのですが、こんな話も。◆<紙幣偽造>北朝鮮「一部勢力が関与」認める姿勢に転換核問題解決を目指す6カ国協議への復帰を決めた北朝鮮が、米国の金融制裁の原因となった紙幣偽造問題について「一部勢力に限定して関与を認める」姿勢を見せていることが1日、6カ国協議関係筋の話で分かった。しかし、北朝鮮は引き続き国家的関与は否定する構えだ。 米国が昨年9月に取った金融制裁措置は、最高指導者の金正日(キムジョンイル)総書記や側近の資金源を封じ込め、北朝鮮全体を圧迫している。 北朝鮮はミサイル発射実験(今年7月)、核実験(10月9日)と危機をあおって米国に解除を求めたが米側は譲歩せず、逆に北朝鮮が国を挙げて米ドル紙幣の偽札「スーパーノート」製造に関与していると認定するなど圧力を強めている。 関係筋によると、次回6カ国協議の枠内で開かれる金融制裁の作業部会で北朝鮮は、紙幣偽造への一部勢力の関与を一定範囲で認めながら、国家的関与を否定する公算が大きいという。北朝鮮は一部勢力の処罰を表明し、米側の軟化を図ることが予想されている。 関係筋は「北朝鮮がかつて日本人拉致を認めたように、紙幣偽造でも態度を180度転換させ、一部の責任にしたうえで問題解決を図ろうとしている」と指摘。その半面「米国は紙幣偽造の原因の徹底究明を突きつけることが予想され、北朝鮮の思惑通りに事態が展開する可能性は低い」と見ている。(毎日新聞 11月1日15時14分更新)-----------------------------(引用終了)----------------------------「偽札作りは、一部の人間がやったことで、 国家の指令じゃないニダ。そいつらは処罰したニダ。 だから制裁解除しろスミダ。」こんな感じでしょうか。「一部勢力」= 金正日の指令による仲間たちの犯行で、誰が信じるかっつーの!拉致問題もそうですが、一部を認めたぐらいで問題が解決するわけでもなく、 アメリカとしては、アメリカの査察の下、検証可能な形で完全に偽札作りの機材の没収、処罰ではなく関わった全ての人間を手渡さないと制裁解除はしないでしょうね。金豚がそれを受け入れるとは思えませんよ。仮に、それを受け入れたとしても、偽札が原因の金融制裁は解除されても、国連決議による核開発に関しての経済制裁は継続だけどね。今回、6者協議が行われたとしても何も変わらないと思っていましたが、どうやら、その認識は誤りのようです。6者協議の破綻がより確実な情勢となりそうです。ほか関連ソース:読売新聞:6か国協議再開後も北への制裁継続、米大統領が明言ロイター:核実験・拉致問題解決なければ、北朝鮮制裁解除せず=安倍首相◆「大統領は味方だ」ボルトン大使、拉致家族会と面会訪米中の拉致被害者の「家族会」と支援組織「救う会」のメンバーらは31日午後(日本時間1日早朝)、ボルトン米国連大使と面会した。ボルトン大使は「ブッシュ大統領はあなた方の味方だ。これからもどんどん具体的な取り組みをしていく」と述べ、「何でも日本政府に相談すれば、それはすぐにわれわれに伝わる」と、拉致問題解決へのさらなる取り組みと、日米連携を約束した。 家族会側は、国連安保理で北朝鮮に対し再制裁決議を行う場合は、その理由に「外国人拉致」を含めるよう要請。ボルトン大使は「(北朝鮮の核実験実施を受けた)国連安保理の決議1718号に(拉致問題は)『人道上の懸念』という言葉で入ったが、これはスターティングポイントだ。今後発展させていきたい」と答え、さらなる決議に前向きな姿勢を示した。 ボルトン大使は日本人以外の外国人拉致にも触れ、「韓国政府の北の人権問題に対する立場に、疑問を持っている。韓国政府はこの問題を強くとらえていない。拉致被害者が多数おり、日本と同じだ」と韓国政府の対応を批判した。 北朝鮮が6者協議への復帰を示したことについて、家族会側が「6者協議復帰だけでは、拉致問題の解決にはつながらない」として、引き続き強い態度で臨むよう求めると、ボルトン大使も理解を示した。 家族会副代表で田口八重子さん=拉致当時(22)=の兄、飯塚繁雄さん(68)はボルトン大使とは2回目の面会。ボルトン大使は飯塚さんに「3年前に会いましたね。あのことははっきり覚えている」と声を掛け、飯塚さんから拉致被害者救出の象徴である「ブルーリボンバッジ」を胸に付けられると、その意味を尋ねた。 青い空と海を越え、被害者が帰国する−との願いが込められていることを説明すると、ボルトン大使は、真剣な表情で深くうなずいたという。 家族会事務局長で増元るみ子さん=同(24)=の弟、照明さん(51)は「予想以上の成果。ボルトン大使、米国の姿勢がさらにはっきりとし、力強いものだった」と話した。(産経新聞 11/01 17:03)-----------------------------(引用終了)----------------------------心強い発言、本当にありがたいです。あとは、日米連携で解決に向けて頑張っていただきたいものです。行動こそがご家族のみなさんが救われる道なのですから。↑エンピツ投票ボタンです。読んだら押してくださると嬉しいです。エンピツ時事/社会ランキング エンピツ総合投票ランキングMyエンピツ追加