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2006年10月23日(月) どういう教育を受けたらこんな子に育つんだろう。

福岡中2自殺 いじめ集団1年前からしつこく 死後「せいせいした」

福岡県筑前町の中学二年男子生徒(13)による自殺事件で、
同級生の一部のグループが、一年前からたびたび、
「死ね」「うそつき」などと生徒をののしっていたほか、
自殺後も学校で「せいせいした」などと口にしていたことが二十一日、
複数の関係者の証言で分かった。
生徒を自殺に追い込んだいじめ行為の根深さを物語る証言で、
福岡県警もこの情報を把握しており、
近く同級生らから事情を聴くことにしている。

 証言によると、いじめは主に特定のグループによって繰り返されていた。
その中の一人は一年前から被害生徒を「死ね」「うそつき」などと罵倒(ばとう)。
「近寄らんめえよ(近寄らないがいいよ)」と、
周囲に無視を呼び掛けることもあったという。生徒が自殺した十一日には、
別のメンバーが教室で生徒の机をたたき、「消えろ」と大声でののしった。

 また、自殺後も「せいせいした」
「別にあいつがおらんでも、何も変わらんもんね」
「おれ、のろわれるかもしれん」などと校内で友人に話したほか、
十三日の通夜の席では、
笑いながらひつぎの中を何度ものぞき込む姿も目撃されている。


 メンバーたちは二十一日までに、入れ替わり生徒宅を訪れ遺族に謝罪。
その際、これらの行為の一部を認め
「(自分も同じ立場だったら)死にたくなる」などと答えた。
さらに被害生徒が一年生の時、いじめを誘発する発言をしたとされる
男性担任教諭(47)の言動を見て
「先生と一緒になってからかったりしてました」と、
教諭の影響があったことも口にしたという。

(北海道新聞 2006/10/22 06:59)


-----------------------------(引用終了)----------------------------

お通夜の後のニュースで自殺した被害者の祖父が、

「参列した生徒の中にはへらへら笑っている生徒がいた」

と言っていたんですよね。孫を亡くした悲しみのあまり、

参列している生徒の何気ない表情が笑っているように見えたのだろうと、

内心、祖父の思い違いだろうと思っていたとのですが、

本当だったとは・・・。

 教師の言動が、本格的ないじめを生んだきっかけだったとしても、

棺を覗き込んで笑っていたとなると、

もはや、いじめた子供の人間性(資質)の問題ですよ。

このような人間性なら、教師の言動の有無に関わらず、

いつか誰かをいじめていたであろうと思われます。

また、死に追い込んだ相手の通夜に平然と参列して、

棺を覗き込んで笑って罪悪感すら感じてないヤツらが、

心底反省しているとは思えません。

死に追い込んだ相手の両親の前で、

とりあえず反省の態度を示しつつも、

矢面に立ってる教師のせいにしとけば、

自身の責任が軽くなると考える計算高さが見え見えです。

ろくでもない大人になるでしょうね。





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名塚元哉 |←ホームページ