日米外相会談終わる「米は日本を"完全な形"で守る」緊急来日しているアメリカのライス国務長官と麻生外務大臣が記者会見し、北朝鮮の核実験による脅威に立ち向かう日米同盟の強さを改めてアピールしました。約1時間半にわたる会談で、ライス長官は、まず、有事の際のアメリカの防衛責任を確約しました。 麻生外務大臣:「ライス長官とは、日米安保体制のもと、アメリカの日本防衛のためのコミットメント(かかわっていくこと)は、いかなる状況でも堅持されることを改めて確認した」 ライス国務長官:「米国は日本に対して、安全の保障を完全な形で、完全な形で行えるだけの能力も方針も兼ね備えています」 つまり、核を持たない日本や韓国に対しても、アメリカのいわゆる「核の傘」というのが抑止力として働くことを確約することで、北東アジアでの新たな核保有論が出ることをけん制した形です。また、国連決議に基づく制裁措置、船舶検査ですが、今後、詳細を詰めるものの、ライス長官からは、「日本に海上封鎖などの強制力を伴うものではない」と、日本の国内世論に配慮した発言もありました。 船舶検査なのか後方支援なのか、そして、それをいつ行うのか、具体的な措置については、実務者レベルで詰めていくことになります。 (ANNニュース [18日19時17分更新])-----------------------------(引用終了)----------------------------先日の、中川昭一政調会長の「核保有に関しての議論ぐらいはいいのでは?」発言は、田原総一郎氏に誘導されて喋ってしまった感じがしますが、麻生外相もライスさんが来日する前にさりげなく、産経新聞:麻生外相、「核保有」で議論排除すべきでないと発言したことにより、ライスさんは今日の記者会見で、「(核を含む)あらゆる手段(full range)」による日本の防衛を明確に(わざわざfull rangeを繰り返して)発言したわけで、もしや、この発言をアメリカ側から引き出すためにあえて「議論ぐらいは良い」と事前に振りまいたのではないかと思います。◆日本政府の北朝鮮制裁、総連が即時撤回求める北朝鮮の核実験を受けた日本政府の制裁について、在日本朝鮮人総連合会(朝鮮総連)は17日「非道極まりなく、朝・日関係を極限の対立にまで至らしめる非常に危険な行為」と非難し、即時撤回を求める談話を発表した。核実験後、初めての談話だが、核実験自体については北朝鮮外務省のコメントを紹介するにとどめ、直接、論評はしていない。 談話は南昇祐副議長名。ミサイル発射以降の一連の制裁が「日本社会における朝鮮人排斥の差別感情をあおり、民族学校生徒への暴行や朝鮮総連への脅迫などを誘発、助長している」としている。 (日経新聞 10月17日 20:24) -----------------------------(引用終了)----------------------------問題:制裁の原因を作ったのは誰か答えなさい。↑エンピツ投票ボタンです。読んだら押してくださると嬉しいです。エンピツ時事/社会ランキング エンピツ総合投票ランキングMyエンピツ追加