美しい国を逆さに読むと「憎いし苦痛」「美しい国」は「憎いし、苦痛」−。13日午後の衆院本会議で、テロ対策特別措置法改正案の趣旨説明に対する質問に立った民主党の山口壮氏は安倍晋三首相のキャッチフレーズ「美しい国」を取り上げ「逆から読むと『憎いし、苦痛』」と痛烈に皮肉った。 質問途中の「美しい国にはダ・ヴィンチ・コードのように何かメッセージが隠されているのか」という人気映画にもなったミステリーを引用したやや唐突な話題転換に場内は一瞬静まり返ったが、「うつくしいくにはにくいしくつう」と「回文」を披露すると野党席からは大きな歓声と拍手。 ここぞとばかり「一見立派な政策構想が現実には格差を広げ、国民の負担は増える一方。ダ・ヴィンチ・コード顔負けのさしずめ安倍コード」と畳み掛けたものの、答弁に立った首相は取り合わず「論争」には至らなかった。(ニッカンスポーツ 2006年10月13日17時51分)-----------------------------(引用終了)----------------------------衆議院TV ビデオライブラリ平成18年10月13日 (金) 会議名 : 本会議 収録時間 : 44分山口壯(民主党・無所属クラブ) 13時 20分 24分をクリックしていただいて、07:40あたりから確かに発言しています。山口議員の該当発言(イラクの戦争の大義と、イラク戦争の失敗を挙げて)「ちなみに、総理は、美しい国と言われますが、これにはダヴィンチコードのように、何かメッセージが隠されているのでしょうか。うつくしいくに、逆から読むと、にくいしくつう。一見立派な政策構想が、現実には格差を広げ国民の負担は増える一方。にくいし、くつう。 良ーく出来ている。ダヴィンチコード顔負けのさしずめ安倍コードですか?」2006年10月05日(木) 「美しい国」を逆から読むと・・・MMRもビックリの発見! ↑の日記で、>民主党、社民党、共産党のどれかが選挙の演説で、>「みなさん、安倍総理が掲げる『うつくしいくに』を逆さまから読むと、> どういう言葉になるか知ってますか?> 『にくいし くつう』になるんですよ!> 『悪い』と書いても『にくい』と読めます。> 国民に悪い苦痛を与える総理大臣のままでいいんでしょうか!?」>なんて言いそう。>とくに、菅氏か鳩山氏がニコニコして言いそうな予感。と書きましたが、本当に言いやがった・・・orzしかも、選挙演説ならまだしも、国会の場で言うとは予想を超えた斜め上。森ゆうこ議員が取り上げた週刊現代ネタを懲りずにまだ引っ張ってるし、●安倍首相「私を中傷する週刊誌は読まない」「私の誹謗(ひぼう)中傷を含む週刊誌の記事はあまたある。そういう週刊誌を読むつもりはない」――安倍首相は12日の参院予算委員会で、こう語った。 民主党の浅尾慶一郎氏の質問に答えたもので、首相は「私は日本のためにすべての時間を割いていきたい」と強調。また、こうした週刊誌を名誉棄損で訴える意思があるかどうかとの質問には「歴代首相の中で、週刊誌の記事をいちいち取り上げて訴訟を起こした人はいないと思う」と述べた。11日の同委で、民主党の森裕子氏が首相を批判する週刊誌の内容をそのまま引用する形で質問したことに、首相は一時声を荒らげたが、この日は冷静に受け流していた。(読売新聞 2006年10月12日23時32分)-----------------------------(引用終了)----------------------------核の脅威で国民の安全が脅かされる中、こんなことばかり国会で言って、喜んでる民主党の存在が憎いし苦痛ですよ。 オマケリンク:山口壯議員サイトに載ってるスローガンが・・・ 「 こ の ま ま で い い の か ? 」 ホント、民主党は「このままでいいのか?」とつくづく思う。◆北朝鮮に非軍事的制裁、安保理決議案14日に採択へ北朝鮮の核実験実施発表を受けた国連安全保障理事会の制裁決議案について、安保理常任理事国5か国と日本は12日午後(日本時間13日早朝)、大使級会合を開き、米国が同日提出した決議案に修正を加えた案で基本合意した。 最大の争点となっていた国連憲章7章の扱いについては、今回の決議では同章41条の非軍事的制裁措置に限定することを明記することで、日米と中国が一致した。これにより、決議案は14日に採択される見通しとなった。 大島賢三国連大使は大使級会合後、記者団に「大幅な進展があった。ほとんど解決した」と語り、最終決議案が14日に採決に付されるとの展望を示した。ボルトン米国連大使は「多くの重要な相違点が我々のほぼ満足する形で狭まった」とし、中国の王光亜国連大使も進展を強調した。米国は大使級会合の合意をもとに12日夜、最新の決議案を作成し、関係国に配布した。 読売新聞が入手した最新案は、安保理が「国連憲章7章のもとで行動し、同章41条に基づく措置を取る」と規定している。原案は「憲章7章のもとで行動する」としていたが、中国は同章42条で規定する軍事行動まで安保理の措置が波及する可能性を懸念し、同章41条下の非軍事的制裁に限定した決議とするよう修正を要求していた。 また、安保理の対応のエスカレートを懸念する中露に配慮し、「追加的措置が必要な場合は、さらなる決定が求められることを強調する」との文言も新たに加えた。安保理筋によると、王大使は憲章7章の扱いの修正について、大使級会合で「この表現で本国を説得する」とし、中国政府の最終了解が得られれば決議案に賛成できるとの立場を示した。 このほか、最新案では、北朝鮮を出入りする船舶の臨検について「加盟国が大量破壊兵器の流出を阻止するため、臨検を含む協力的行動を取らなければならない」と規定。「臨検のために必要な措置を取る」とした原案より表現を弱め、各国が独自の判断で臨検措置を取れるよう柔軟性を持たせた。 武器禁輸についても、戦車や戦闘機、軍艦、ミサイルなど、原案になかった具体的対象を明記することで、範囲を狭めた。 米国は13日午前の安保理非公式協議で最新決議案を提出する。各理事国の了承が得られれば、同日中に採決に向けた公式文書化が進み、14日に採択される見通し。日英仏、スロバキアは決議案の共同提案国となる意思を示している。 日米英仏は「早急な対応が必要」として13日の採決を目指していたが、安保理の結束を重視し、「本国政府との連絡で採決を1日延ばしてほしい」とする中露の要望を受け入れた。(読売新聞 2006年10月13日14時34分)●北朝鮮への独自制裁を閣議決定、入港・輸入を全面禁止政府は13日午前の閣議で、北朝鮮に対する日本独自の追加制裁措置を正式決定した。 <1>北朝鮮籍船舶の入港を全面禁止する<2>北朝鮮からの輸入を全面禁止する<3>北朝鮮国籍保有者の入国を原則禁止する――ことが柱で、6か月の期限付きで発動する。 入国禁止は11日からすでに実施しており、入港と輸入の全面禁止は14日から適用する。 国連安全保障理事会での制裁決議採択前に、政府が独自制裁措置を決めた背景には、日本の安全保障上、大きな脅威となる今回の核実験に厳しい態度で臨む姿勢をアピールする狙いがある。 政府は11日の関係閣僚会議と安全保障会議で独自の追加制裁の内容を決めていた。12日の時点で、北朝鮮籍船舶は北海道・小樽、京都府・舞鶴、鳥取県・境、山口県・下関の4港に22隻が入港していた。政府は13日中の出港を求める。 また、今後の北朝鮮の出方を見た上で、現在は15団体・1個人としている金融制裁の対象を拡大するなど、さらなる追加措置を実施することを検討している。 一方、政府は輸入禁止措置により影響を受ける輸入業者などへの支援策を早急に実施する方針だ。 13日午後に「対北朝鮮輸入禁止等に関する緊急対策会議」(議長・塩崎官房長官)の第2回会合を開き、政府系金融機関からの低利融資など支援の具体策を協議する。(読売新聞 2006年10月13日11時35分 )-----------------------------(引用終了)----------------------------「急いては事を仕損ずる」という諺があるように、今回はあらゆる経済制裁を国際世論が一致して認めたことが重要で、安保地決議案は及第点といったところでしょうか。追加の核実験や再びミサイル乱射をすれば、少なくともこれ以上の制裁が可能となりそうだけれども、北が2度目の暴発をせず、制裁を受けながらも核開発を進める可能性もあり、今後、どうなるかは北朝鮮の動向次第でしょう。↑エンピツ投票ボタンです。読んだら押してくださると嬉しいです。エンピツ時事/社会ランキング エンピツ総合投票ランキングMyエンピツ追加