<安倍新内閣>財務・尾身氏、文部科学・伊吹氏など決まる26日午後の衆参両院本会議の首相指名選挙で第90代首相に選出された安倍晋三新首相は、公明党の神崎武法代表との与党党首会談を経て閣僚人事を決めた。同夕の皇居での任命式などの後、安倍新内閣が正式に発足し、同夜、初閣議を開く。安倍内閣の顔ぶれは次の通り。[首相] 安倍晋三氏(衆・無派閥)[総務・郵政相] 菅義偉氏(衆・丹羽・古賀派 初入閣)[法相] 長勢甚遠氏(衆・森派 初入閣)[外相] 麻生太郎氏(衆・河野G 再任)[財務相] 尾身幸次氏(衆・森派)[文科相] 伊吹文明氏(衆・伊吹派)[厚労相] 柳沢伯夫氏(衆・丹羽・古賀派)[農水相] 松岡利勝氏(衆・伊吹派 初入閣)[経産相] 甘利明氏(衆・山崎派)[国交相] 冬柴鉄三氏(衆・公明党 初入閣)[環境相] 若林正俊氏(参・森派 初入閣)[官房長官・拉致担当相] 塩崎恭久氏(衆・丹羽・古賀派 初入閣)[国家公安委員長] 溝手顕正氏(参・丹羽・古賀派 初入閣)[防衛庁長官] 久間章生氏(衆・津島派)[沖縄北方・科学技術・イノベーション・情報技術・食品安全・男女共同参画・ 少子化担当大臣] 高市早苗氏(衆・森派 初入閣)[金融・再チャレンジ担当相] 山本有二氏(衆・高村派 初入閣)[経済・財政相] 大田弘子氏(民間)[行革・道州制担当相] 佐田玄一郎氏(衆・津島派 初入閣)[官房副長官(政務)] 下村博文氏(衆・森派 初入閣)[官房副長官(政務)] 鈴木政二氏(参・森派 初入閣)[官房副長官(事務)] 的場順三氏(民間)[首相補佐官(安全担当)] 小池百合子氏(衆・森派)[首相補佐官(経済財政)] 根本匠氏(衆・丹羽・古賀派 初入閣)[首相補佐官(拉致担当)] 中山恭子氏(民間)[首相補佐官(教育担当)] 山谷えり子氏(参・森派 初入閣)[首相補佐官(広報担当)] 世耕弘成氏(参・森派 初入閣) [幹事長] 中川秀直 [幹事長代理] 石原伸晃 [政務調査会長] 中川昭一 [総務会長] 丹羽雄哉 [国会対策委員長] 二階俊博 [議院運営委員長 逢沢一郎官邸宴会部長 山本一太 (参議院森) 内閣窓際担当 平沢勝栄 (森) セグウェイ・プレスリー担当 小泉純一郎(無派閥) -----------------------------(引用終了)----------------------------どんな内閣であれ文句は多かれ少なかれ出るもんですが、TVじゃ、「サプライズがない」なんて言ってるけど、サプライズなんて必要かね?まぁ、松岡利勝氏がある意味、私の中でのサプライズだけど(笑)農林利権ズブズブの人選んで大丈夫?いろんな噂があるので、この内閣の爆弾にならなきゃいいけど。他にも、「論功行賞的」と言われてもいますが、最初はこんなもんじゃないの。 小泉首相でさえ、最初の内閣はあの田中眞紀子がいたんだし。 官邸はガチガチに固めている印象があり、拉致事件解決も官邸主導で本腰で行くという意志表示が出ており、何処まで出来るのか期待しています。あと、保守層が多いので明日の朝日新聞の社説が楽しみ。あ、民主党のネクスト(何度目だ?)内閣もよろしくね★▽首相 小沢一郎 ▽副総理 菅直人 ▽国務 鳩山由紀夫 ▽総務 武正公一 ▽外務 山口壮 ▽防衛 笹木竜三 ▽内閣府担当 朝日俊弘 ▽財務 池田元久 ▽金融・経済財政 峰崎直樹 ▽厚生労働 三井辨雄 ▽経済産業 近藤洋介 ▽官房長官 松本剛明 ▽法務 平岡秀夫 ▽文部科学 藤村修 ▽子ども担当 林久美子 ▽農林水産 篠原孝 ▽国土交通 伴野豊 ▽環境 末松義規▽官房副長官 細野 豪志 浅尾慶一郎 http://www.dpj.or.jp/gover_sosiki_02.html◆杉浦法相、死刑署名ゼロ退任 当局と最後まで攻防杉浦法相が死刑執行命令書に署名を拒否したまま26日の任期を終える見通しとなった。法相の判断で死刑を執行しないのは、93年に後藤田法相が死刑執行を再開して以来初めて。 世界的には死刑廃止の傾向が強まり、日本では犯罪被害者の意向を反映した厳罰化が進んでいる。 93年の執行再開以来、5カ月以内に退任して判断を求められなかったとされる4人を除けば、「法相の判断」として執行しなかった例はない。 一方、毎年の執行数は1〜3人程度と減ってきており、9月15日現在で未執行の確定者は89人に達している。 杉浦法相は昨年10月の就任会見で死刑執行について「私はサインしない」と明言し「心の問題、哲学の問題」と説明。1時間後に撤回したが、周囲には「本音が出た」と漏らしていた。 法務省の事務当局は法相との攻防を任期最終盤まで続けた。「ほかの大臣だったらここまでしない」。法務族の中心人物で弁護士という、法務行政を知り尽くしているはずの人物に「人が人を殺せるのか」と疑問を投げかけられては、制度の根幹が揺らぎ、今後の執行に大きなマイナスになるとの危機感があった。 「中長期的には死刑廃止でいいかもしれないが、社会がこれだけ犯罪被害者に振れている中では、手順を踏まないといけない」という考えも、法務当局の中にはある。 今夏。こんな「説得」も行われた模様だ。 「職責を全うした大臣が終身刑の創設を法制審に諮問するなら重みが違うが、今サインしなかったら逃げているだけだと思われますよ」 本格的な説得は9月初旬から約1カ月にも及んだ。法務当局は3人の死刑確定者をリストアップし、法相に概況説明。法相は「自分で記録を読む」と言い出し、「キャビネット一つ分」はあるという書類を、大臣室に持ち込むよう指示した。 法務当局は何度も法相と面会。「今までの功績が台無しになります」などと懸命の説得を続けたという。さらに、官邸の突き上げも激しかった。松本智津夫死刑囚の死刑確定を受け、小泉首相は「いかなる刑でも、整然と執行されるべき問題」と発言した。 9月上旬。法相は自らも門徒である浄土真宗大谷派の幹部から「執行拒否の信念を貫くように」と激励文をもらうなどした。その時の反応から、「内々だが、サインしないとの確信を得た」と幹部。同派の僧侶らとは3月にも会い、「意外と隠れ死刑反対派は多いんだ」と自民党の大物に励まされた話も披露した。 「思ったよりも市民は理解を示す、世論は厳罰化に向いていても死刑執行にはまた別の感情があるのかもしれない、という政治的な勘があったのではないか」とある法務省幹部はみている。 ◇最近の法相と死刑執行人数 法相 在任期間 執行人数 後藤田正晴 7カ月 3 三ケ月章 8カ月 4 永野茂門 0カ月 0 中井洽 1カ月 0 前田勲男 13カ月 5 田沢智治 2カ月 0 宮沢弘 3カ月 3 長尾立子 9カ月 3 松浦功 10カ月 7 下稲葉耕吉 10カ月 3 中村正三郎 7カ月 3 陣内孝雄 6カ月 3 臼井日出男 8カ月 2 保岡興治 5カ月 3 高村正彦 4カ月 0 森山真弓 28カ月 5 野沢太三 12カ月 2 南野知恵子 13カ月 1 杉浦正健 10カ月 0 (敬称略。在任期間1カ月未満は切り捨て) (朝日新聞 2006年09月26日09時45分)-----------------------------(引用終了)----------------------------杉浦氏が法務大臣に就任当初も、この日記で、死刑廃止論者は法務大臣を引き受けるべきではないと書きましたが、死刑執行の判断を下すのは、法務大臣の職務に含まれるというのことが、分かりきっているのに、死刑廃止の信念があって、職務の一つを全う出来ないのなら、例え任命されても、法務大臣なんか引き受けるべきではなかったのですが、まぁ、信念である死刑を阻止出来るのだから辞退するわけはないのでしょうが。>「職責を全うした大臣が終身刑の創設を法制審に諮問するなら重みが違うが、まさにその通りで、国会で死刑制度の是非や終身刑を議論するならまだしも、法相に就きながら、一人の人間の意志一つで死刑制度が左右されては、裁判なんてあって無きが如し、法の下の平等や法治国家の理念さえ揺らいでしまいますよ。杉浦氏は後任の法相に全ての責任を押し付けただけの、自分の思想アピールのために法相を引き受けた確信犯で、先日、国旗国歌に反対する教師を批判していましたが、入学式と卒業式では、国旗掲揚と国歌斉唱があると分かりきっているのに、それに反対する学校の教師となんら変わりませんよ。> 9月上旬。法相は自らも門徒である浄土真宗大谷派の幹部から>「執行拒否の信念を貫くように」と激励文をもらうなどした。これって、マスメディアが好きな宗教の政治介入になるんじゃないの?これは批判しないの?↑エンピツ投票ボタンです。読んだら押してくださると嬉しいです。エンピツ時事/社会ランキング エンピツ総合投票ランキングMyエンピツ追加