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2006年08月04日(金) 8月15日に向けてマスメディアは最後の追い込み必死ですね。

安倍氏が4月靖国参拝=終戦記念日は回避か−総裁選に影響必至

安倍晋三官房長官が今年4月15日に靖国神社を参拝していたことが4日、
明らかになった。「ポスト小泉」の最有力候補である安倍氏が靖国を
参拝していたことは、中国や韓国の反発を招くのは必至。
自民党総裁選にも影響しそうだ。安倍氏は同日午前の記者会見で、
「行くか行かないか、参拝したかしなかったかについて
申し上げるつもりはない」と述べた。
 政府関係者によると、安倍氏は靖国神社の春季例大祭に先立つ
4月15日朝、モーニング姿で参拝。「内閣官房長官安倍晋三」と記帳した。
玉ぐし料はポケットマネーから出し、「私的な立場」と説明している。
安倍氏は参拝後、新宿御苑で開かれた小泉純一郎首相主催の
「桜を見る会」に出席した。
 政府関係者は、安倍氏が4月に参拝した意図について、
「靖国が問題化する中、行けない環境になる前にひそかに
行った方がいいという判断があったのだろう」と述べ、
15日の終戦記念日には参拝しないとの見方を示した。 

(時事通信 8月4日13時2分更新)


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「だから何?」としか言いようがありません。

4月に参拝していたのは政治部記者の間では周知の事実なんでしょ。

それを今さら持ち出して、「中韓の反発は必至だ。」とか

「総裁選への影響も必至だ。」なんて、

必至にさせようと必死なのはお前らマスメディアのほう。

この報道で、案の定中韓は騒いでいるけど、

報道されるまで騒がないということは、首相や官房長官が参拝しようが、

日本のマスメディアが報道しなければ何の問題にもならないということ。

これをみると靖国参拝そのものが問題ではなくて、

マスメディアが報道してから問題がスタートする、

結局、特定アジアとの関係悪化を作り出している諸悪の根源は

日本のマスメディアだということです。


靖国参拝 嘆かわしい首相の論法(8月4日付:朝日新聞社説)

靖国神社参拝にこだわり続けた5年間の、小泉首相なりの最終答案ということなのか。
それにしては、なんともお粗末と言うほかない。

 3日付で配信された小泉内閣メールマガジンで、
首相は年に1度の参拝に改めて意欲を示した。

 そのなかで「私の靖国参拝を批判しているマスコミや有識者、一部の国」に、
こう反論している。「戦没者に対して、敬意と感謝の気持ちを
表すことはよいことなのか、悪いことなのか」

 悪いなどとは言っていない。私たちを含め、首相の靖国参拝に反対、
あるいは慎重な考えを持つ人々を、あたかも戦没者の追悼そのものに
反対するかのようにすり替えるのはやめてもらいたい。

 首相はこうも述べている。「私を批判するマスコミや識者の意見を
突き詰めていくと、中国が反対しているから靖国参拝はやめた方がいい、
中国の嫌がることはしない方がいいということになる」

 これもはなはだしい曲解である。

 日本がかつて侵略し、植民地支配した中国や韓国がA級戦犯を合祀(ごうし)した
靖国神社への首相の参拝に反発している。その思いにどう応えるかは、
靖国問題を考えるうえで欠かすことのできない視点だ。

 ただ、それは私たちが参拝に反対する理由のひとつに過ぎない。
首相の論法はそれを無理やり中国に限定し、「中国なにするものぞ」という
人々の気分と結びつけようとする。偏狭なナショナリズムを
あおるかのような言動は、一国の首相として何よりも避けるべきことだ。

 その半面、首相が語ろうとしないことがある。あの戦争を計画・実行し、
多くの日本国民を死なせ、アジアの人々に多大な犠牲を強いた指導者を
祀(まつ)る神社に、首相が参拝することの意味である。

 戦争の過ちと責任を認め、その過去と決別することが、戦後日本の再出発の原点だ。
国を代表する首相の靖国参拝は、その原点を揺るがせてしまう。
だから、私たちは反対しているのである。

 昭和天皇がA級戦犯の合祀に不快感を抱き、
それが原因で参拝をやめたという側近の記録が明らかになった。
国民統合の象徴として、自らの行動の重みを考えてのことだったのだろう。
もとより中国などが反発する前の決断だった。

 国政の最高責任者である首相には、さらに慎重な判断が求められる。

 憲法に関する首相の強引な解釈もいただけない。
憲法20条の政教分離原則は素通りして、19条の思想・良心の自由を引き合いに、
こう主張した。「どのようなかたちで哀悼の誠を捧(ささ)げるのか、
これは個人の自由だと思う」

 19条の規定は、国家権力からの個人の自由を保障するためのものだ。
国家権力をもつ首相が何をやろうと自由、ということを定めた規定ではない。

 こんなずさんな論法で、6度目の参拝に踏み切ろうというのだろうか。
15日の終戦記念日に行くとも取りざたされるが、私たちはもちろん反対である。


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先日の富田メモを取り上げた社説で朝日新聞は、

「靖国参拝は内政問題だ」と言ってたはずなんですが、

また外交問題に論法をすり替えてるの?

今日の社説で、「すり替え、曲解、偏狭、ずさんな論法」と表現して

あれこれと難癖つけて書いてるけど、

はっきり言って、すり替え、曲解、偏狭、ずさんな論法の名人の

朝日新聞が言っても説得力がありゃしない。

>靖国神社への首相の参拝に反発している。その思いにどう応えるかは、
>靖国問題を考えるうえで欠かすことのできない視点だ。

小泉首相はいつもちゃんと自身の考え方や思いを応えています。

「靖国参拝は心の問題であり、個人の自由に属する事柄を
 外交圧力に使うのは不適当だ」と主張しています。

反発する中国は、「首相が靖国参拝をするから首脳会談をしない。

この責任は日本だ」と主張します。

責任とは外交上の責任ということなのですが、

すわなち、中国は靖国参拝を外交カードに使っているということです。

この言い分を比べる限り、中国が外交問題にしており、

責任は完全に中国のほうにあります。


関連リンク:
小泉内閣メールマガジン【2006/08/03】第245号  戦没者の慰霊

分祀でも半数が容認せず

日本の非営利団体「言論NPO」と北京大などが2日発表した
共同世論調査で、中国側回答者の半数が、
A級戦犯が分祀(ぶんし)されても日本の政治家の
靖国神社参拝を容認しない考えを持っていることが明らかになった。
中国人の30.4%が「戦犯を外せば(日本の政治家が)参拝しても良い」と答えたが、
51.1%は「どんな条件でも参拝してはいけない」と、
分祀されても容認しない考えを示した。

(共同通信社:2006年08月02日 20時45分)


-----------------------------(引用終了)----------------------------

この結果を見ると分祀論者は誰のために一所懸命騒いでたのかね?

判りきったことなのに、哀れなヤツらですよ。

中国の新聞は、昨年の両陛下のサイパン慰霊の時も

「サイパンを侵略した侵略者でA級戦犯と同じ狢」と言って、

英霊を侮辱していたぐらいですから、

仮に靖国問題が解決したとしても、次の問題を持ち出してくるか、

もしくは問題を解決したとみなさないかのどちらかだけですよ。





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