ボクシング、亀田王座 “疑惑判定”にファンも唖然“快挙”の判定に多くの人が耳を疑った。2日、横浜市で行われたボクシングWBA世界ライトフライ級王座決定戦。劣勢に見えた「浪速のヒーロー」亀田興毅(19)の判定勝ちという結末に、ボクシング関係者も「間違いなく亀田の完敗だった。恥ずかしいこと」と絶句。試合会場から、お茶の間から、本紙にも読者の怒りの電話が30本近くも殺到。テレビ中継したTBS(東京・赤坂)の電話はつながらない状態が続いた。 試合会場の横浜アリーナ。「亀田勝利」の判定が響いた後、観客席の半分近くを埋めた若い女性ファンの黄色い歓声に包まれたが、男性ファンからは「うそだろ」「ふざけるな」とブーイングも。 東京都葛飾区の会社員、田崎博さん(56)は「客観的にみて0―3の完敗だった。『お前なんか応援しない』とやじっている男性もいた。これでは敗者も勝者もかわいそう。現場でTBSのリポーターに『納得いかない』と訴えたが、困惑していた」。憤りを抑えきれず、会場から帰宅途中に本紙へ電話で訴えた。 職場でテレビ観戦した東京都港区の会社員、坂本栄三さん(64)も「途中からは亀田に勝たせてやりたいと思ってみていたが、どう考えても負けだった。日本のボクシング界にとって良くないし、亀田のためにもならない。今日は負けて、もっと勉強してからチャンピオンになってほしかった」。 東京都豊島区の自営業、松山龍太さん(35)も「誰が見てもあまりにひどい判定。これがスポーツなのかと、がっかりした」。 プロの目も同じだった。元東洋ミドル級チャンピオンで、現在はE&Jカシアス・ボクシングジムの会長を務めるカシアス内藤さんも「ジムの会長をしている人間が言うのはどうかとも思うけど」と語り出す。 「誰が見ても間違いなく負け。どういう基準で採点しているのか分からない。亀田は一時代を築こうとしていたのに、これでおかしくなってしまう。一生懸命やっている人間に対し、負けは負け、勝ちは勝ち、とはっきりつけてあげなければならない。素人が見ても分かる試合」と切り捨てた。 内藤さんのジムでも試合直後から判定を批判する電話が鳴り続けたという。 元世界スーパーウエルター級王者の輪島功一さんは「私は引き分けかと思ったが、亀田は王者になってもいい勝ち方だった」とコメント。日本ボクシングコミッションの安河内剛事務局長は「試合内容についてのコメントは勘弁してほしい。本人も苦戦を認めていたように、これからに期待ということだろう」と歯切れが悪かった。 一方、TBSには判定の直後から、「やらせだろ」「八百長の構図を教えろ」などと抗議の電話が殺到、電話の回線がふさがった状態が1時間以上続いたという。 同社は今年の大みそかに亀田のタイトル初防衛戦の中継を企画しているだけに、亀田の勝利は朗報のはず。しかし、TBS社内で中継を見ていた社員によると「判定の瞬間、社内でも『えー』とどよめきが起こり、『あり得ない』といった戸惑いの声や批判の声が飛び交った」という。 ■漫画家、やくみつるさんの話 「つまらんものを見せられたな、という気持ち。ホームタウン・ディシジョン(地元びいきの判定)はこれまでも何回も見てきた。テレビの実況も後半は敗者(である亀田)をたたえるムードになっていた。亀田は既存のボクシング界にたてついたにもかかわらず、ボクシング界の悪しき慣習に救われたというのは、なんたる皮肉か」(産経新聞 08/03 02:51)疑惑に満ちた“勲章”(中日新聞)しかし人気の上昇に、実力の評価は伴ってこなかった。今まで圧勝してきた対戦相手は弱い選手ばかり。今回、世界王座を獲得したが、その評価を覆すことはできなかった。◆「こんなのでいいか」 本社にも抗議の電話 試合結果を受け、放映したTBS(東京)の視聴者センターには、問い合わせの電話が殺到。「担当者がいないので、具体的な件数は分からない」。CBC(名古屋市)も代表電話の交換業務を終えており、つながらない状態だった。 テレビ局への電話がつながりにくくなったためか、中日新聞(名古屋市)に「判定がおかしい」「日本人として恥ずかしい。どこに抗議すればいい」などと、判定に異議を唱える読者からの電話が計109件(2日午後11時20分現在)かかった。 同市中区の居酒屋でテレビ観戦していた女性は「あまりにひどい判定。こんなのでいいか。電話をしてもテレビ局もボクシング協会も出ない」と怒りが収まらない様子だった。<亀田興毅>判定批判などTBSへの抗議は6万件TBS系で2日、生中継された亀田興毅選手の世界戦で視聴者から同局への「番組開始から試合までが長い」「判定に納得がいかない」といった抗議や問い合わせなどの電話は、同日午後7時半から3日午後3時までで計5万736件に上った。同様の電子メールも4657件あった。 このうち、局にいた番組スタッフらが直接受けた電話は1089件。内容は、試合開始時間と判定に関するものがほぼ半々だった。そのほかは、込み合っていて対応できない旨の音声テープが流れた。 TBS広報部は「この程度の件数は、これまでも野球中継などに絡んで前例がある」としている。(毎日新聞 8月3日19時34分更新)-----------------------------(引用終了)----------------------------以前から、亀田一家は全てにおいて下品すぎるので、生理的に受け付けず大嫌い、TVに出てきたらチャンネルを変える。と日記上で何ども書いてきましたが、良くも悪くも踊らされて、昨日は試合開始から終了まで見てしまいましたよ。おかげで、いろいろと面白いものが見れましたけど。後援会の暴力団であるY組長の誕生日が昨日だったので、この日に試合ということで話が決定したという話は、数日前からアチコチで暴露されていましたが、リングサイドの客席には、Y組以外にも暴力団関係者が揃っていたようで、試合の真っ最中に銃撃戦がよく起こらなかったなと安堵したしだいです。しかしまぁなんですね〜こんなこと前代未聞ですよ。日本人が世界王者になったというのに、日本人が憤慨しているのですから。そりゃ、あんなあからさまな結果を見せられりゃ当たり前の反応ですが。あからさまな結果であっても、どのTV局も亀田マンセーしまくるのだろうなと思っていたらば、夜が明ければ、予想に反しての酷評。まぁ、ほとんどのメディアが、あくまでも世論の声が言ってるだけですからね、なんて感じで世論に代弁させて、自分たちは当たり障りのない表現に終始しているのが卑怯ですが。TBSにスポンサーに暴力団が目先の利益を優先したおかげで、ダウンしたりクリンチしたり終盤は相手選手にしがみついて立ってるのが背一杯の亀田。ほとんどの人が、これは負けるだろうと確信したのに、微妙な判定で世界王者になってしまったことで、逆に多くの視聴者に不快感を与えてしまい、ここまでの騒ぎにはなってしまったことは、TBSの計算ミスだよなぁ。今回負けたとしても、亀田の商品価値は当分下がらなかったはずなのにさ。国民すべてが好意的に亀田を見て、どんな結果でも祝福されると思い込んだゆえの墓穴ですね。八百長試合で大ブーイングのTBSが一番恐れているのは、亀田人気ダウンより、“暴”の線を暴かれることだそうですが、暴力団組長の誕生日祝いの(90%結果の決まった)イベントを堂々と放送したことが暴露されるは、観客席の暴力団オールスターズは何度も画面に映り込むはで、返ってブラックな関係を目立たせてしまった、そんなTBSの末路が気になるな〜(笑)ところで、この亀田人気ってなんなのでしょうかね?少なくとも亀田ファンだという人は老若男女問わず私の周りにいません。TVに出てきて亀田に黄色い声援を送っているのは、亀田と同レベルな層の人ばかりだし。でも、40%を越える視聴率。良くも悪くもその言動全てが注目されるとはいえ、みんな負けることを期待して見ているのでしょうか。亀田一家の常識の無さ、行儀の悪さ、口の悪さは日本の恥で、子供の教育によくありませんよ。ただでさえ、最低限のモラルがない人間が増えてきているというのに、マスメディアが、あの三兄弟を持ち上げる風潮を続ければ、あれをカッコイイと勘違いして真似する非常識な子供がさらに増えます。ウンコにたかる蝿の如く、内心不愉快でも手をスリスリ亀田に擦り寄るTV局の連中は、これ以上、日本をおかしくさせたくて仕方がないのでしょうか。ホリエの時もそうですが、信用や信頼はいらない、数字が取れればいい。つまりは儲かればどうでもいい。こういう守銭奴な風潮が世の中に蔓延していますね。関連ブログなど:「mumurブルログ」TBSの八百長「勝谷誠彦の××な日々。」■2006/08/02 (水) 日テレ4時台番組女子アナ弘前を「ひろまえ」の仰天。■2006/08/03 (木) 「国民不名誉賞」を創設してあの猿どもにくれてやれ。勝谷氏がTBSラジオ「ストリーム」に生出演。20分に渡り、亀田とTBSを大批判!↓ 音声 ↓http://tbs954.cocolog-nifty.com/st/files/st20060802.mp3ムーブ 8月1日(動画)勝谷氏「TBSは語るに落ちたな。(亀田の)敗戦を想定してないとはどういことや、勝負事で」「ええかげんにせぇよ。こいつは国辱や。」 「よその国から来てもらった対戦相手に失礼なこと言いやがって」「TBSがどこまで深入りするつもりか、俺は注目してるからな」二宮&やくみつる 亀田・メディア批判(動画)>「非常に危険な風潮が日本に訪れている。」↑エンピツ投票ボタンです。読んだら押してくださると嬉しいです。エンピツ時事/社会ランキング エンピツ総合投票ランキングMyエンピツ追加