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2006年05月21日(日) 今更、盗撮アナのはなし。

すでにご存知の話題で、今更書くほどのことでもないのですが、

盗撮した日テレ炭谷宗佑アナウンサーの件です。

日テレ26歳アナ、女子高生スカート盗撮で書類送検

 JR横浜駅構内で女子高校生のスカート内を隠し撮りしたとして、
神奈川県警戸部署が県迷惑防止条例違反の疑いで、
都内在住の日本テレビの男性アナウンサー(26)を
書類送検していたことが17日、分かった。
 調べでは、男性アナは2月20日午後3時ごろ、
横浜市西区の横浜駅西口の上りエスカレーターで、
前に立っていた女子高校生(16)のスカートの中を
カメラ付き携帯電話で撮影した疑い。
近くにいた鉄道警察隊隊員が発見し、同署に引き渡した。

 男性アナは調べに対し「申し訳ありませんでした」と容疑を認めたという。
保土ヶ谷区検は今月2日、男性アナを起訴猶予処分とした。

 日本テレビ総合広報部は「社員のプライバシーにかかわる問題で、
当社としてお話しすることはありません。
すでに社員に対して、適切な対応をとった」とコメントしている。

(産経新聞 05/17 12:46)


-----------------------------(引用終了)----------------------------

政治家の中にも山拓のような変態さんが居るように、

どこの業界でも変態さんが居て、

性癖か出来心かふどうかは抜きにしても、

盗撮するアナウンサーが出現しても驚きもせず、

この話題には興味がなかったのですが、

本日、放送された『たかじんのそこまで言って委員会』で

宮崎哲弥氏が実名を出し、この件に関して言及していたことと、

http://www.youtube.com/watch?v=NJ8GagDkrUc←(その箇所の動画です。)

(日テレ系列のよみうりテレビとしては、よくやったと褒めるべきなのでしょうか?)

宮崎哲弥氏の収録後コメント(「てっちゃんねる」より)

また、この件に関して、元 日テレ女子アナの薮本雅子氏が

自身のブログでちょっと首を傾げたくなることを書いておられたので、

取り上げることにしました。

元日本テレビアナウンサー・記者 藪本雅子ブログ
2006年05月19日 盗撮で思う


内容を要約すると、

・男子はみんなパンツが見たい。
・刺激的な格好をしている女子にも問題あり。
・ミニスカートを穿くなら、見られない努力をしなさい。
・(日テレ系)子会社社員は首になった
・親会社社員の盗撮行為は肯定はできないが受けた代償は重すぎる 

ということを書いて、炎上してコメントが千件を越えています。

寄せられているコメントの中には、真っ当な意見が多いのですが、

誹謗中傷やAAを貼るなど野次馬的なものも多く、

遊び半分のこういった書き逃げは褒められる行為ではありません。

薮本さんのブログを読むと、今回の騒ぎが大きくなったことを

よく理解して書いているとは思えません。

むしろ、収束しかかった話題を掘り起こしてしまったと言っても良いでしょう。

確かに、目のやり場に困るような刺激的な格好をしている女性は多く、

肌の露出が多いってことは、

いやらしい視線で見られてしまう可能性が上がるということです。

まぁ中には、ミニスカートを穿いても大根脚や、

チビTシャツでお腹を出していても

ズボンのウエスト部分にプックリたるみが乗っているなど、

興奮するより「鏡見て出直して来い!」と言いたくなるような、

不快感を与えている女性も多いですが。

・刺激的な格好をしている女子にも問題あり。
・ミニスカートを穿くなら、見られない努力をしなさい。

この2つに関しては同意するのですが、

今回、騒ぎが大きくなったのは、

炭谷アナが女子高生のスカートの中を盗撮し、

その場で逮捕され容疑を認めるが不起訴になったことよりも、

『週刊文春』がすっぱ抜くまで、日テレがこの件を隠していた事と、

社員に名前を出すなと一筆まで書かせていたことなど、

社を上げての不祥事の隠蔽工作と、

また、他の報道局のほとんども報道はしても名前は出さないという

同業者の不祥事に対しても業界全体で隠匿しようとする体質なのです。

でも、元女子アナの薮本さんはそちらについては知ってか知らずか、

この時期に、うかつな内容を書いてしまった。

これが、炎上してしまった原因です。

この事態を収束させるには、

薮本さんがブログにコメントを出すしかありません。

ところで、この業界全体の隠蔽は、

自分の社で同じような不祥事があっても

お互いさまで隠してもらえるという考え方からなのか、

炭谷アナの父親が大企業役員ということもあり、

影響力が凄くて報道できないのかは知りませんが、

普段ならば、報道機関として、

犯罪報道を「国民には知る権利」「報道する側は伝える義務がある」

「報道の自由」この3つを振りかざし、

社会的制裁を受けなければいけない加害者報道はまだしも、

被害者のことまで根掘り葉掘りと掘り起こし報道し、

最近は、被害者がブログを書いていたら、その内容まで細かく伝える。

子供が犠牲者になれば、葬儀場まで駆けつけ、

出棺までも生中継で放送したり、ニュースで何度も放送する。

(被害者の遺族にしてみれば、たまったものではありません。)

このように、「国民には知る権利があり、

報道する側は伝える義務がある」と言って、

相手のプライバシーや家族の感情を無視し、やりたい放題しているにもかかわらず、

ところが、マスコミは自らの犯罪行為や不祥事は

個人のプライバシーを盾に全く報道しない。

他のマスコミもなぜか加害者の実名報道が前提なのに、

日テレアナウンサー(26)とまでしか報道しない。

このことについて、「言ってることとやってることが違う。」と

多くの方は憤っているわけです。

このようなお粗末さでは、今後、「犯罪捜査スペシャル」とか

その手の番組で、痴漢・盗撮行為を厳しく糾弾しても

説得力がなくなってしまいます。

また、昨年、日テレ系の『カミングダウト』という番組で、

タレントのあびる優さんが半年間に渡り集団強盗を繰り返し、

店を潰していたことを笑い話にしたことが大騒ぎとなりました。

その時も、マスコミは名前を伏せて報道していましたが、

その後、半年ほど謹慎処分を受け、

現在は、そんな騒ぎもどこ吹く風とばかりに

バラエティ番組に出演していますが、

炭谷アナも、いつか復帰するのでしょうかね?

芸能界(マスコミ業界)の犯罪者には甘い体質というのも考えものです。




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