靖国問題「外国政府介入、理解できない」 首相年頭会見 小泉首相は4日午前、首相官邸での年頭記者会見で、靖国神社参拝問題について「外交問題にはならない。中韓が交渉の道を閉ざすことがあってはならない。いつでも話し合いに応じる。後は先方がどう判断するかだ」と述べ、首脳外交の停滞は中韓両国に問題があるとの認識を強調した。さらに、「精神の自由に政治が関与することを嫌う(日本の)言論人、知識人が批判することも理解できない。まして外国政府が心の問題にまで介入して、外交問題にしようとする姿勢も理解できない」と語り、中韓両国の対応を批判した。ハイ、釣れました。首相年頭会見 私たちこそ理解できぬ(2006年1月5日付:朝日社説) これほど理解力が足りない人が、内閣総理大臣を続けていたのだろうか。そう思いたくもなるような光景だった。 年頭の記者会見で、小泉首相は自らの靖国神社参拝に対する内外の批判について、5回も「理解できない」を繰り返した。 「一国の首相が、一政治家として一国民として戦没者に感謝と敬意を捧(ささ)げる。精神の自由、心の問題について、政治が関与することを嫌う言論人、知識人が批判することは理解できない。まして外国政府が介入して、外交問題にしようとする姿勢も理解できない」 理解できない言論人、知識人とは、新聞の社説も念頭に置いてのことだろう。全国の新聞のほとんどが参拝をやめるよう求めている。「理解できない」と口をとがらせるよりも、少しは「言論人」らの意見にも耳を傾けてはどうか。 首相は、日本を代表する立場にある。一政治家でも一国民でもない。私的な心情や感懐より公的な配慮が優先することは言うまでもない。 私たちは、一般の国民が戦争で亡くなった兵士を弔うために靖国に参る気持ちは理解できると繰り返し指摘してきた。 一方で、戦争の指導者であるA級戦犯をまつる靖国神社に首相が参ることに対しては、国民にも違和感を抱く人は少なくない。まして侵略を受けた中国や、植民地だった韓国に快く思わない人が多いのは当然だとも考える。 言論人や知識人の多くが首相の参拝に反対するのは、こうした理由からだ。 会見の次のくだりも理解しがたい。 「靖国の問題は外交問題にしない方がいい。私は交渉の扉を閉じたことは一度もない。一つの問題があるから中韓が会談の道を閉ざすのはあってはならない」 首相は忘れたのだろうか。靖国参拝が「外交問題」になったのは、首相自身が01年の自民党総裁選の公約に「毎年8月15日の参拝」を掲げ、「心の問題」を政治の問題にしたからだ。日本遺族会の支持を得る狙いだったはずだ。 中韓の反発などで、結果として終戦記念日の参拝はしていないものの、今度は毎年1回の参拝が信念だと譲らない。自ら火種を持ち込んでおきながら相手を批判し、「外交問題にしない方がいい」と説くのはいかにも身勝手である。 深刻なのは、9月に首相が任期を終えた後も、こうした事態が続く可能性があることだ。 たとえば、ポスト小泉と目される一人、安倍晋三氏は、官房長官に就く前に月刊誌にたびたび登場し、「だれがリーダーとなったとしても、国のために尊い命を犠牲にした人たちのために手を合わせることは、指導者としての責務だと思う」と首相の参拝を強く支持してきた。 次の首相を選ぶ自民党総裁選が控えている。荒れ果ててしまったアジア外交をどう立て直すのか。その具体策こそが問われるべきであるのは、だれにでも理解できることだ。-------------------------(引用終了)---------------------------------> 理解できない言論人、知識人とは、新聞の社説も念頭に置いてのことだろう。>全国の新聞のほとんどが参拝をやめるよう求めている。>「理解できない」と口をとがらせるよりも、>少しは「言論人」らの意見にも耳を傾けてはどうか。耳を傾けた結果、言論人の言うことは「理解できない」と言ってるのでは?言論人の皆様も「理解力がない」と口を尖らせる前に「理解されるように」努力してみては如何?昭和28年に戦犯の赦免に関する決議が国会で、社会党や共産党まで含めて一人の反対もなく決議され、そして国際的にも、サンフランシスコ講和条約第11条にもとづき関係11ヶ国の同意を得て、A級戦犯は昭和31年に、BC級戦犯は昭和33年までに赦免し釈放しました。こうして「戦犯」の人達は国内外から免責され、結果として靖国神社に合祀される対象となったのです。2005年05月18日(水) 中国や朝日新聞のおかしな靖国神社解釈このように戦犯にたいして名誉回復がなされてるのに、それについて聞いてみても、明確な答えを出せず、いまだにA級戦犯なんて言葉で非難してる方々こそ理解できません。この事実に対して、納得できるように回答してみればいいだけ。>全国の新聞のほとんどが参拝をやめるよう求めている。>言論人や知識人の多くが首相の参拝に反対するのは、日本は民主主義ですよね。国民の声を国勢に反映するのが筋で、決して国民=新聞や知識人・言論人ではありません。以前なら、「ほとんどの国民が反対している」なんて社説などに書いてましたが、ほとんどの 「 国 民 が 」 と書けない事に全てが集約されていると言っても過言ではありませんね。各メディアの世論調査では、靖国参拝賛成派の方が僅差ながら多く、国民の半数は、一応小泉首相を支持してるわけになりますからね。これだけマスゴミが批判論陣張っていても世論はせいぜい五分五分。新聞が「普通の人々」の意見を反映していないのは、他にも去年の選挙の自民大勝、民主の大敗や、小泉首相以上に強硬で、靖国に参拝する安倍さんが、次期首相候補として圧倒的に人気があるように、これが世論というものですよ朝日新聞さん。新聞社や言論人・知識人の扇動で、まずは無知な世論を躍らせ、そして、その力で首相を動かしてきた甘い時代が忘れられないんでしょうね。参考ブログ:毎日と朝日が中国共産党の意向を受けた瓜二つの社説を書いた件で、論説室が大騒ぎだった模様 (mumurブログさま)>記者の間では読売、朝日、毎日、中日、北海道各紙の論説トップと>中国の駐日大使の定期懇談会が毎月開催されていることは有名です。>今月は26日水曜日がその日でした。>朝日と毎日が日時とフレーズのブッキングをやってしまい、>論説室は今日一日大騒ぎでした。>Posted by 記者魂 at December 28, 2005 17:18↑エンピツ投票ボタンです。読んだら押してくださると嬉しいです。エンピツ時事/社会ランキング エンピツ総合投票ランキングMyエンピツ追加