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もくじ過去未来

2005年10月05日(水) 牛肉にだけ神経質になるなんて不思議。

先週の月曜日に、のまネコ騒動について書きましたが、

2005年09月26日(月) のまタコ vs のまネコ

その後どうなるのかなと注目していたら、

エイベックソが「のまネコ」の商標登録出願を中止したそうです。

<のまネコ問題>エイベックスが商標登録を中止へ

これで、祭は収束していくのかと思われたら、

今度は、2ちゃんでエイベックソ社長などに対する

殺人予告が数件も書き込まれ、

しかも、その書き込みの一部が、エイベックソ内部から

書き込まれた疑いが発覚して祭はさらにヒートアップしています。

「一家全員バーベキュー」エイベックス社長宅に予告
今度は「社員を無差別殺害」
エイベックス殺害予告新たに3件

「のまネコ」犯罪予告はエイベックス内部から…管理人明かす

>「のまネコ」の著作権をめぐってネット掲示板「2ちゃんねる」
>にエイベックス社員への無差別殺人予告や社長宅への放火予告が
>相次いで書き込まれた事件で、2ちゃんねるの管理人は4日、
>「2件目に関してはavexのグループ会社の
>会員回線からの犯罪予告でした」と明かした。
>同掲示板のトップページに掲載している
>「エイベックスへの公開質問状」に追記する形で発表。
>管理人は「人の生命を脅かす行為は当然許されるべきものではなく、
>発信者情報は当該プロバイダと警視庁に連絡しています」としている。


該当記事はなぜか消されたので、こちら↓をどうぞ。

2ちゃん管理人より

人の生命を脅かす行為は当然許されるべきものではなく、
発信者情報は当該プロバイダと警視庁に連絡しています。
また、2件目に関しては、avex社のグループ会社の会員回線からの犯罪予告でした
犯罪予告から5日経つわけですが、”被害届”がなければ、
警察は捜査をして犯人を逮捕することができません
avex社がどうして被害届を出さないのか合理的理由が理解できておりません。
ついては、そこらへんもavex社に聞いていただけますか?>取材される方々
問題の速やかな解決のためにご協力ください。
ひろゆき

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ネット上の犯罪予告なんて、99%が面白半分のいたずらなのですが、

世の中には、書き込みを実行してしまう犯罪に走っちゃう狂った人が居るから、

エイベックソの社長や社員も怖いでしょうが、

2ちゃんねるの管理人であるひろゆき氏にしても、

のまネコ反対運動をやってる方にとっても、

騒ぎに便乗して面白がって殺人予告を書き込む奴は、

良い迷惑だから、これに関しては双方、

早期の犯人逮捕を望むところでしょう。

ただ、その後のこの一連の騒動を見ていると、

2ちゃんのAAキャラであるモナーをパクって(インスパイヤして)

一儲けしようとしたエイベックソが、自分達の罪を誤魔化として、

「むしろ被害者は私達なんだ」と、

2ちゃんねるそのものを悪者にしたて上げて、

音楽業界は大事な存在のTVメディアも日ごろの腹いせとばかりに、

エイベックソとともに必要以上に騒ぎ立てている感じもしています。

犯罪予告の書き込みのうち、1件がエイベックソ関連会社からだそうですが、

本当にその書き込みが自作自演だったら大馬鹿ですよ。

(会社に鬱憤が溜まっている社員の書き込みかもしれませんが。)

だいたい「ネットで犯罪予告した男が捕まりました」

とかいうニュース見るとほとんどが2ちゃんねるの書き込みだし、

どっちかというと、元からダークな印象がして、

ネット初心者にとっては、ちょっと近寄りがたい場所なのですから、

今更、2ちゃんねるに否定的というかダークな印象を

植え付けようたって意味がないでしょう。

どのようにしろ、多くの人が利用する場所には、

ちょっとヘンな人とか、ただの目立ちたがりな人も表れるので、

殺人予告を書き込んだ当人が悪いのであり、

その書き込んだ当人に責任を取らせればいいだけであって、

2ちゃんねるそのものが悪いのではありません。

さて、この一連の騒動ですが、正直、2ちゃんねらにとっては、面白ければ何でもありで、

どっちに転んでも楽しめるわけですから、祭はまだまだ続くんでしょうね。


米国牛肉、12月にも輸入再開 食品安全委、安全性答申へ

アメリカ産牛肉の輸入が再開されても、

アメ牛肉は買わないし、吉野屋などの牛丼屋なんて生まれてこの方、

一度も食べに行った事が無くこれからも行かないので、

どうぞご自由にと思ったのですが、

加工食品、冷凍食品、インスタント食品、他の外食の料理の中、

他には化粧品まで、普通にアメリカ牛が使われるようになるし、

しかも、それにら対しては肉の原産地表示をする義務付けもありませんから、

どちらにしても不安には変わりないわけですが、

ただ、みなさんが安心安全と思っている「全頭検査」自体も

専門家によると精度が高くないそうです。

泥酔論説委員の日経の読み方さまの日記より、

>若い牛は異常プリオンの蓄積が微量なため、
>検査しても検出できないレベルであることは専門家の間でも
>予め分かっていたにも関わらず、「安心」のための全頭検査こそが
>「安全」なんだという間違った神話をマスコミが流布したことにより、
>これが一人歩きして何が何でも全頭を検査せよという
>情緒的な話がBSE問題の根源にあります。


しかし、牛肉に限らず完全に安全な食品がこの世界に存在するわけもなく、

これまでにも(これからも)完全に安全でない食品を

食べ続けて生きているわけですから、

今更、米国産牛肉だけをクローズアップして騒いでももう遅いと思います。

和牛だって、国内で伝達性牛海綿状脳症に感染した牛が出てくる前までは、

肉骨粉を飼料にした牛の肉を私達は食べてたわけですしね。

それに危険度で言えば、使用禁止になっている発癌性物質が含まれた化学薬品を

大量に使ったりしている中国産の野菜や加工食品などの方が圧倒的で、

(加工食品、冷凍食品、外食料理にも使われているので避けては通れません。)

牛肉に関してはマスコミもギャーギャー言うくせに、

中国産の食料品についてはほとんど問題視され無いことのほうが、

私は不思議で仕方がありません。

関連ブログ:
アジアの安全な食べ物 安全な食を、お茶の間から考えてみましょうさま



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名塚元哉 |←ホームページ