米マスコミ 「歴史問題」…日本の主張、関心高まる>「日本は過去の戦争行動の責任を受け入れていない」というような>不正確な日本の「歴史認識」糾弾の記事類が米国の各新聞に四、五月に出て、>在米日本大使館が二週間に三回の抗議の投書をしたところ、>そのすべてが掲載された。この種の投稿が短期間にせよ、>みな載るのは例がなく、米国マスコミが歴史問題での日本側の主張に>従来より真剣な関心を向けるようになったともいえそうだ。反論がすぐ掲載されたことは良かったのですが、アメリカ一流紙の記者が調べもせず、知ったフリをして記事を書くことに驚いてしまいます。大陸型多民族国家では、はっきりと物事を主張しないと相手はそれを認めたということになります。 「黙っていれば、いつか相手は分かってくれる」 という日本人が持っている感覚は、外国人にとっては特殊で理解できないように、在米日本大使館が抗議の投書を送ったというのは、日本もやっと「黙っていれば負け」というのが理解できてきたからではないでしょうか。いつか分かってくれるだろうと淡い期待を持っているだけではダメで、多少の時間が掛かっても間違って認識されている事に対しては、その都度、事実を主張していく。要は、外務省がこういう活動をもっと昔から続けていけば良かったのですが、戦後60年の間、日本はこういった地道な努力を怠って来ました。その間に、中国や韓国は自己の主張を徹底的に主張して、何十年も言い続けることによって歴史を『作り変えて』しまったのです。その結果、その膿が一気に噴出して現在に繋がっているわけです。「沈黙は金」という言葉がありますが、それは国際社会では通じません。日本も合わせて対抗し事実を主張しないと、 間違った認識により日本のイメージが悪化し、国益も損ねます。渡部昇一氏が著書『歴史の真実 日本人の教訓』(致知出版社)に書いておられますが、日本にも事実を知りながらも平気で嘘を書いたり(言ったり)する中国や韓国の意向に沿った一部のメディアもあります。そういった意見を鵜呑みにして流される事のないよう中韓や日本の反日メディアが事実をゆがめて主張することに対抗し事実を指摘できるようになるために私たちも無知であってはいけません。◆中国領事、豪に亡命求める 反体制派への対応に反発(産経)> この外交官はチェン・ヨンリン氏(37)。シドニーで同日開かれた>天安門事件16周年の集会で演説し、オーストラリアで反体制派の>中国人が誘拐されているなどと主張。自らに対する誘拐も懸念し、>オーストラリア政府に保護を訴えた。> チェン氏は4年前から同総領事館に政務担当領事として勤務し、>気功集団「法輪功」などの反体制派の監視を担当していた。>約1週間前に総領事館を出て、妻と娘と一緒に政治亡命を求めたが、>拒否されたという。> チェン氏は演説で「(天安門事件から)この16年間、>中国政府は政治改革のために何もしなかった。>人々は政治的自由も人権もない」と批判。機密の領事情報として、>オーストラリアで反体制派数人が中国の情報員に誘拐、送還され、>少なくとも1人は死刑判決を受けたなどと述べた。中国の外交官、豪に亡命求める(日経)※産経と同じ文面です。中国人外交官が亡命求める シドニー総領事館勤務の領事(朝日)朝日の記事の内容も産経や日経が報じているものと同じですが、> チェン氏は演説で「(天安門事件から)この16年間、>中国政府は政治改革のために何もしなかった。>人々は政治的自由も人権もない」と批判。機密の領事情報として、>オーストラリアで反体制派数人が中国の情報員に>誘拐、送還され、少なくとも1人は死刑判決を受けたなどと述べた。この部分だけは消されてますね。オーストラリア:中国領事が亡命申請 本国の抑圧に反発(毎日)>在シドニー中国総領事館の陳永林・領事(37)がオーストラリアに>政治亡命を求めていたことが4日、明らかになった。>陳氏はシドニー市内で同日開かれた天安門事件16周年の>抗議集会に参加し中国の抑圧体制を厳しく批判、>中国当局は豪州の反体制派中国人を拉致して帰国させていたと“爆弾発言”した。> 陳氏は集会で、中国当局が豪州に留学中だった>民主活動家の息子に薬を飲ませて拉致し、>貨物船で中国に送還したことがあると発言。>豪州には中国の秘密情報員らが何千人もいるとも述べた。> 豪州紙によると、陳氏は89年に起きた北京の天安門事件で>民主化を求めるデモに参加。その後“再教育”を受けて>91年に外務省に入ったが、在シドニー総領事館勤務中に>反体制派を監視する任務の傍ら、ひそかに支援を続けていたという。豪州で数千人なら、日本には秘密情報員は1万人ぐらい居そうですね。天安門広場の民主化運動弾圧・「血の粛清」から16年目。この日をあえて狙って亡命要求を出したのでしょう。反体制派中国人を拉致して帰国させていたことを目の当たりにし、この人自身も、もし送還されたら命が無い事がわかっていながらの亡命要求は、相当の勇気がいったことでしょう。亡命が叶ったのなら、中国共産党の暴露本を書いて欲しいですね。関連リンク:「脅威ないのに軍増強」 米国防長官が異例の中国批判ラムズフェルド米国国防長官、脱党を擁護神戸で集会やデモ 天安門事件16年オマケ:週刊金曜日 「アメとキムチ」(石坂 啓)> いま中国を「怖い」と思う人はまずいないだろう。現実が理解できない典型的な左巻きです。 ↑良かったら押して下さいまし。Myエンピツ追加