『たかじんのそこまで言って委員会』は今週から90分番組になったんだけど、討論のテーマが、「中学生のセックス禁止条例に賛成?反対?」と「近い将来、韓国と北朝鮮が統一することはあるか?ないか?」でした。後者のテーマでは、李英和さんが招かれていたのですが、実に興味深かったですね。李英和さんいわく、中国は北の金豚政権を監視しており、政権が崩壊しそうになったら、中国が一気に制圧するであろうと述べていました。理由は、北が内部崩壊すると北の所有する核や化学兵器などの大量破壊兵器が、中国の侵略しているチベットなどの過激派に渡ってしまうことを一番警戒しており、それより先に占領し奪い取ったほうが手っ取り早いからだそうです。あと「北朝鮮化する韓国」なんて言われ、韓国の若者は統一を願っているようですが、その若者も統一は孫の代でいいんじゃないと本音では思っているそうな。「ロマンで統一を謳い、現実に統一を忌む。」ってやつですね。そりゃそうでしょ。東西に分かれていたドイツだって、東西統一後の経済はガタガタで失業率20%ほど。経済の建て直しもロクに出来ず頭を抱えるのです。あのドイツに出来なかったことが、なんで韓国如きに出来ますか?李英和さんが言っていたように、「どちらが飲み込んでも食あたりで死ぬ」は正論です。韓国の親日派を罰する法律も、経済政策の失敗による市民の鬱憤を晴らす目的だとか。(中国と同じですね。)「反日はタダで出来る」は名言です。李英和さんは、歩く平壌放送こと姜尚中と違って、まともに半島情勢などを語るのですが、これで、「在日参政権」やら「日本は脱北者を助けるべき」やらの対日電波がなければ完璧なんだけどorzこれもあるし。あとチビのエロ監督と番組内で言われていた山本晋也バ監督批判面白かったですね。宮崎さんが「あの人は、ピー(放送禁止音)でピーだからね。」と言ってました。放送禁止箇所が気になりますね。その山本バ監督といえば、昨日の夜にテレ朝系で、『緊急スペシャル 見たことない激動の北朝鮮ぶらり旅』なんて放送していました。総連とテレ朝の打ち合わせで仕組まれた場所に連れて行かれて、パーティーの最中に人気ナンバー1の女優にダンスを誘われたり、サーカスでは舞台に上げられたりして、はしゃいで喜んでいたけど、見ているこちらは、その鼻につく演出が分かるだけに寒い映像に見えるんですよ。どうせなら通訳に「誰に日本語を教わったの?」とか平壌外国語大学の日本語学部では「日本語教師を紹介してください」と、あちらの空気が引くようなことを言えば、ちょっとは褒めてあげるのに(笑)◆日朝実務者協議、「局長級」に格上げへ 政府が方針> 政府は、北朝鮮による拉致問題をめぐる日朝実務者協議を、>これまでの審議官級から局長級に格上げする方針を固めた。>焦点の安否不明者10人の再調査を担う北朝鮮の「調査委員会」の>責任者が局長級のため、その同席を促すためだ。>開催地もこれまでの北京から平壌に変更するよう求める方針で、>来週にも拉致問題専門幹事会(議長・杉浦正健官房副長官)>で正式決定して、北朝鮮側に申し入れる。> そこで、日本側も次回から開催地を平壌に変更し、>首席代表をこれまでの斎木昭隆アジア大洋州局審議官から>薮中三十二アジア大洋州局長に格上げして、>調査委責任者の出席を促すことにした。> 交渉にあたる北朝鮮外務省が「本国に持ち帰る」「調査委に伝える」などと>回答を保留することを防ぐとともに、その場での照会を可能にする狙いがある。 > また、政府内では、帰国した拉致被害者から安否不明者の情報を聴取している>警察当局者もメンバーに加えて、協議の場で再調査結果を詳細にただす案も>検討している。 薮中さんが格上げされるのはいいとしても、拉致問題専門幹事会(議長・杉浦正健官房副長官)って、ありかい?曽我さんを北朝鮮に渡そうとした杉浦のアホがいるようでは、マジでもうダメかもしれん・・・。拉致問題の日朝実務協議、次回は「平壌で」と官房長官> 細田官房長官は2日のNHK報道番組の録画撮りで、>拉致問題を巡る日朝実務協議について、「(北朝鮮の)外務省だけではよくわからない。>『拉致を担当していた特殊な機関の問題です』とか言って、(交渉の)途中で>逃げるような格好だ」と述べ、北朝鮮の対応を批判した。 > そのうえで、「平壌でやったら、『わかりませんと言わずに、>その機関の人を連れてきてください』『証拠がある場所があるなら、>そこに連れて行ってください』という交渉ができる」と指摘し、>次回協議は平壌で開くべきだとの考えを示した。 北が、調査委員会のメンバーを同席させるという要求を呑む可能性はあるのでしょうか?もし、「諸般の事情で、それは困る」という返答がきたら、どうするつもりなのでしょうか?しかも、局長級の会談で、調査委員会のメンバーを同席できたとしても、今までと同じような展開になったら、どう対応するのでしょうか?『報道2001』で石原都知事が、『たかじんのそこまで』では、自民党の鴻池さんや評論家の宮崎さんが、「小泉首相は拉致問題解決も国交正常化も諦めたように思える」と言ってましたが、ホント、これまでに比べて北朝鮮に対しての戦略が見えてこないんですよね。例えば、たかじんの番組でも述べられていましたが、近々、25万トンの支援物資の内第1弾が北へ行きますが、どうせ渡すなら、支援物資の袋を無地にせず日の丸だとか、拉致被害者の写真をプリントして渡せばいいんです。それで、要らないと向こうが言えば、「ああそうですか。」と引き上げればいい。そういうような、あらゆる手段、可能性、戦略を持っているのでしょうか。戦略は持っていると信じたいのですが、杉浦みたいな人間を拉致問題の要職に置いておくようなことをしてしまう小泉内閣の拉致問題へ取り組む姿勢が、拉致被害者や多くの国民に不安や憶測を与えているのです。今後この問題にたいし、どういうヴィジョンを持って対応していくのか、家族会にだけでも説明するべきではないでしょうか。 ↑良かったら押して下さいまし。Myエンピツ追加