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2004年05月28日(金) 橋田信介さんは、自分の死を誰かのせいにはしないだろう。

イラク日本人殺害:外務省が2遺体を日本人と確認

先月の『朝まで生テレビ』でイラクで人質になった人に

戦場ジャーナリストとして、あえて苦言を呈しておられたのになぁ・・・。

橋田さんは戦場の危険性を熟知し、危険を承知で行動するジャーナリストのお手本のような方で、

本人も「どんなに慎重に行動しても今のイラクは危険だ」と言っておられたから、

今回も当然、相当の覚悟をしてイラクへ行かれたのでしょうけど、

それでもこんな事になってしまうのですからね・・・。

「国益論で自衛隊派遣には反対だけど、サマワで汗みどろになって働いてる

自衛隊員を見たら、感動せずにはいられない」と話されていましたね。

イラク人質事件が解決した後、『報ステ』に出演して、

奥さんに「おれがイラクで人質になったら、日本政府に助けを請うかい?」と訊ねたら、

笑って「何年あなたと付き合ってると思ってるの?(そんなことするわけない)」と

返されたと笑顔て答えていた姿が印象的でした。

朝生でも、「たのむから自分がこんな事になったときお前は政府に

噛付くような事は、みっともないからやめてくれ」

奥さんは「あなた、私が貴方の妻を何年やってると思ってるんですか」

と言ってました。

その発言どおり、橋田さんの奥さんは、動揺や悲しみを抑えて、

笑顔で「主人も私も覚悟してますから。」と言っていました。

さすが、真の戦場ジャーナリストの妻です。

小川さんのご家族も覚悟を決めたインタビューに、

両名の使命を理解し尊重していることがうかがえました。

橋田さん、小川さんのご冥福を心からお祈り申し上げます。

<横田夫妻>世論との温度差に戸惑い「ひたすら訴えていく」

>滋さんは日朝首脳会談を受けた22日の記者会見で
>「予想された中で最悪の結果」と憤った。だが報道各社の世論調査で、
>訪朝への評価は6割を超えた。

僕も6割を超えた評価と支持率が大幅にアップした事には驚きました。

先日にも書きましたが、今回の訪朝に関して僕の評価は±0です。

お子さん5人が帰ってきたこと、再調査を取り付けたことには

ある程度の評価は出来ますが、それ以外は満足できるものではないから。

歴代総理は拉致問題そのものに目を瞑って、時には北に援助してたし、

今の野党のトップどころもこの件に関してはほとんど何もしていませんが、

小泉首相は少なくとも数人とはいえ被害者を北から連れ戻してきました。

これが決定的な差といえます。

国民のほとんどは今回の訪朝について概ね厳しい意見を持ち

全面的に肯定などしていませんが、

それでも今のところ小泉首相以外に適任者は居ないとも思っているのです。

これが世論調査に現れたのではないでしょうか。

本当の評価が下されるのはまだ先なので、

家族会の方は、今回の世論調査に気落ちせずに、

今までのように活動をしていけばいいと思います。

初めて首相あいさつ代読=朝鮮総連大会に自民幹部出席

いや〜、本当にどうしちゃったんだろうか?

国交正常化交渉にも総連の人も加えるそうだし。

訪朝後±0の評価が、徐々にマイナスへ移行しています。

拉致に朝鮮総連が関わってるのは、

たくさんの証言からみても、どう考えても間違いないでしょう。

拉致問題の交渉に総連を巻き込むことが出きれば、総連は、

拉致問題からのらりくらりと逃げ続けることが出来なくなります。

それを狙ってのこれらの動きなら納得できるのですが。はてさて?

はっきり日本語で「こんばんは」…地村さんの子供3人
地村さんの子供たち 日本のマンガに興味持つ

家族会が節度ある報道をお願いしているので、

さすがに、買い物中の一家に付き添って撮影したりということはありませんが、

買い物されたお店の店員さんや、自宅に招かれた親族や友人にまで

インタビューする始末、それに蓮池薫さんや地村保志に毎日会見させて、

「昨日は何を食べたか?」とか、「どういう話をしたか?」とか、

「どんな様子ですか?」とねほりはほりと質問攻め。

「報道の自由」と「知る権利」なのかもしれませんが、

「子供達が何を食べた」とか生活ぶりを知りたいとは思いません。

やっと一家全員が揃ったのだから、そっとさせてあげてほしいと思っているのですが、

もしかしたら、各局が蓮池家、地村家を追っかけ、

子どもの様子を報道するのは、知りたいと思う人のほうが多くて、

いいかげんに止めたらいいと思っている人のほうが少数派なのでしょうか?




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名塚元哉 |←ホームページ