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2004年01月10日(土) 朝日と毎日は、人間の命よりも報道の自由が大切らしいよ。

<イラク派遣>自衛隊の取材自粛を要請 防衛庁長官

>次に示す隊員の生命及び安全に関する事項の報道を自粛されるようお願いします。

>(1)部隊、装備品、補給品等の数量
>(2)部隊、活動地域の位置
>(3)部隊の将来の活動にかかわる情報
>(4)部隊行動基準、部隊の防護手段、警戒態勢にかかわる情報
>(5)部隊の情報収集手段、情報収集態勢にかかわる情報
>(6)部隊の情報収集等により得られた警備関連情報
>(7)他国軍等の情報(当該他国軍等の許可がある場合を除く)
>(8)隊員の生命及び安全に関すること
>(9)その他、部隊等が定める事項

◆隊員の安全を優先、主体的判断で報道◆

>要請自体は異例だが、報道機関がこうしたことに
>配慮しつつ取材報道活動をするのは当然のことだ。
>何より、隊員の安全は最優先すべきで、「報道の自由」を主張するあまり、
>それを損なうようなことがあってはならない。
>イラクに派遣された自衛隊がどう活動し、イラクの人々にどう受け止められるか。
>国民の大きな関心にこたえるために、報道機関は今後も、主体的な判断に基づいて
>様々な制約との調和を図り、報道していかなければならない。

読売(産経も)は自衛隊の安全を最優先として、

報道機関として「当然」のことを述べています。

その「当然」が出来ないというか分っていないのが朝日と毎日。

報道自粛要請に反論 当然の責務と朝日、毎日

朝日と毎日は、自衛隊の安全には考慮する(留意する)で済ましています。

過去何度も、十分に配慮すると言いつつ、配慮が足りなかったとか、

常識的に考えてやっちゃいかんだろっていうことをやってきた

朝日や毎日の、十分に考慮するという言葉が一番信用できませんね。

それに、「部隊の安全にかかわる情報の報道自粛」を言論統制だの、

何も報道できなくなり、政府発表の大本営発表ばかりになるだの言ってる人もいますが、

政府は報道陣に対してイラク入国禁止にしたわけでもないですし、

昔じゃあるまいし、ネットで瞬時にして世界中の報道を知ることができる中、

どうまかり間違えば、大本営発表などという斜め上の発想になるのでしょうか。

自衛隊の安全にかかわる情報までも世界に配信して、

第3国でテロリスト仲間がその情報を知り、現地のテロリストに情報を伝え、

日本人を殺しかねない状況に追い込むことになったとしても、

防衛庁が出した9項目が、「国民の知る権利」として、

全ての日本人にとって必要な情報だと思っているんでしょうか。

だいたい、最近のマスコミは報道の自由、知る権利を拡大解釈しすぎです。

一介のフリージャーナリストごときまでが、

「報道の自由・知る権利」を盾にやりたい放題じゃないですか。

「知る権利」と言うけど、実は憲法のどこにも

そんな権利があることなど書かれていません。

「報道の自由」は保証されていることになっているけれど、

自由には責任と権利が伴います。しかし、それさえ無視して、

錦の御旗、葵の御紋と同じような感覚で、

「報道の自由」と「知る権利」をちらつかせれば、

自分たちの都合のいいように何をしてもいいと思っていこんで、

マスコミが好き放題、自分たちの言いたいことを騒ぎ立てた結果、

この国がどうなったかといえば、一般読者や視聴者にまで

「マスコミはやりすぎだ」と眉をひそめられる始末。

もはや、やりたい放題の常識のないマスコミに、日本人と自衛隊を

守る為にも、ある程度の報道規制を促すのは当たり前でしょう。

肥大化したマスコミという名の「第四権力」も、メディアリテラシーを

ネットで学ぶ「ふつーの市民」の声の前にいずれ凋落していくことでしょう。




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名塚元哉 |←ホームページ