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2003年12月10日(水) 北朝鮮が反対するということは自衛隊派遣は正しい事だろう。

★★natsuka.net 本日の更新★★

presentに『青空の壁紙Ver.8 ドイツの曇り空』を追加しました。


[自衛隊派遣]「『国民の精神が試されている』」 読売社説
<社説>日本の道を誤らせるな 朝日社説
自衛隊派遣 あくまで復興支援のために 毎日社説
【主張】基本計画決定 国益と威信かけた選択 産経社説
12月10日付・編集手帳 モロ朝日、ブサヨへの皮肉で併せてオススメ。

自衛隊派遣決定に伴い各紙の社説を読みましたが、

小泉首相が憲法前文を引用して「国際社会において名誉ある地位を占めたい」と

言ったのをスルーしてるのは朝日新聞だけです。

しかし、読売社説の真っ当さと比べると、もはや朝日新聞は完全にネタです。

仮に、米軍が直ちにイラク主権を回復させ、

朝日の言うように国連主導にしたらイラクは平和になるのでしょうか?

何事もやってみなくちゃ分りませんが、もし国連主導のイラク復興に

シフトするにしても、やるべきことは一緒なのだから、

基本計画の内容はそう変わらないでしょう。

それにテロリストはもう見境無く暴れてるし。

国連主導にしても、結局、そうなれば支えきれないのは目に見えています。

この問題の原点は、「日本が単独で自国の安全を保障できない」

ということで、ということは→米軍依存→アメリカの世界政策に引きずり回されるという、

極めて簡単な構造に巻き込まれ主体性を取り戻せないワケです。

で、解決しようと仏露中のように「独自防衛」という高コストながら

主体的外交を手に入れられる方向を目指せば、

ご存知のように憲法問題やらで声高でヒステリックな反論を食らう。

やむを得ず、9条と現実のギャップを日米同盟で埋めようとすれば、

「対米追従」と批判される。そして最も悲劇的なのは、

それぞれの政策に反対しているのが、市民団体や野党や一部メディアだという事実。

自衛隊派兵反対勢力のメディア・政党・市民団体などは

憲法を見直すという視点すらなくて、全く話になりません。

アレもダメ、これもダメとルールの変更もさせず、

そんな矛盾したルールの上で、現実への対応策を練ろうとしても

答えなんて、いつまでたっても出るわけがありません。

ただ「 反対! 」と言ってる人は、

小泉首相の苦しみとか理解しているのか?(いや、理解してないだろう)

表面的な思いは、内面の深く広い思いに及ぶだろうか?

(いや、及びはしないだろう)

それにさ、アメリカの戦争の「大義」がなかったからなんて、

大義が無ければ、困っている人は助けちゃいけないのですか?

もはや、イラクは大義や日米関係がどうのこうの悠長なことを

言ってる状況ではありません。目的はイラクの復興。

世界平和を希求する精神からも、イラクの復興のためのスタート段階の今は

丸腰の文民ではなく自衛隊を派遣し協力することこそが、日本を含めた

国際社会がイラクへ差し伸べられる唯一の手段じゃないのでしょうか。

お金だけ出して、つらい作業や危険なことは他人まかせ、

現実から目をそむけるか、対岸の火事とばかりに

傍観してればいいという時代はとうの昔に終ったのだよ。




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名塚元哉 |←ホームページ