自衛隊イラク派遣に反対集会 東京・銀座で民主党の西村眞悟さんは、充分な権限、装備のない派遣では、自衛隊が気の毒なので今の自衛隊法での派遣は反対と言ってます。西村さんの意見は派遣反対派の中ではまともで、こういう参加者たちの意見とはまるで対極的です。自分も西村さんのこの考えには賛同しているのですが、ところが、集会に参加した人たちはどうでしょうか。>参加したさいたま市の男性(29)は「派遣自体がイラク国民の不信感を高める。>医療や教育といった人道支援こそが大切だ」。確かに医療関係、教育関係の人道支援は大切です。しかし、なぜ赤十字までが攻撃にあったかを考えたことがありますか。ちょっと話はずれますが、10年程前に3人の日本人の農業技術者がペルーでゲリラのセンデロ・ルミノソに射殺された事件なんてのもあったように、テロリストは民主政権の樹立によるイラクの復興を望まないわけですから、どこの国の軍隊、文民関係なく殺害しているわけです。この人たちは、そういう事実を知ってか知らずか、自衛隊を派遣することに反対しながらも、他の医療関係者、人的派遣には反対していません。“安全な場所はない” “命は大切” “行かせるのは反対” なら、「自衛隊に限らず外務省官僚も含めて誰一人として行かせるな。」にならなきゃおかしいんです。現に外務省官僚が2人も命を落としたわけだし、日本人が死ぬことに反対するなら、一切の人的派遣の反対をするべきだと思うのですが、この人たちは自分達の主張していることが矛盾してるのに気づいていません。>今年2月に「人間の盾」としてイラクに行き、現地で先月29日に>何者かに銃撃されて亡くなった井ノ上正盛書記官と言葉を交わしたという 井ノ上正盛書記官が忙しい中さんざん迷惑をかけるだけかけ、戦争が始まったらあっさり帰ってきた人か。イラク戦争開戦前は非難されてましたが、今こそイラクに行って外交官でも民間人でも守る「人間の盾」になれば、褒め称えられるかもしれませんん。このニュースはNHKでも見たけど、この人たちの言っていることは明らかにおかしい。自衛隊の主な活動は1・医療、2・給水、3・食料配布であることは明確に示されています。武装して警戒に当たるのは自己防衛のため。また外交官が犠牲になったことについて政府を責める意見がありましたが、これはそもそも外交ということが分かっていない証拠。一方で「犠牲者はもう要らない」と言いながら民間による復興支援の大切さを唱えているのですが、先の外交官こそNGO主体の復興支援にも関係していた張本人であり、二人が犠牲になった事実は自衛隊の派遣に関係なく復興支援の実施には犠牲を覚悟しなくてはならないことを示しています。日本に伝えられるストレートニュースですら、これらが読み取れるのに、この人たちは事実と思想がぶつかったら、思想を優先するタイプなんでしょう。有効な代案もなく反対のための反対をするただのパフォーマンスにすぎません。まったく無責任極まりない。こういうのを報道する久米や筑紫や朝日や毎日なんかのマスコミも同罪なんですが。それに、全てをイラクに任せればいいと言う人もいるが、今、連合国暫定当局が撤退した場合、新しい政府を樹立せず放置するわけだから、そうなるとイラクで組織だった治安維持を行うことの出来る勢力は、フセインの残党しかないのではないでしょうか。また暴力と恐怖で国民を押さえつける独裁体制になって、まずフセイン政権崩壊を歓迎した人々への粛清の嵐があるかもしれません。それが、本当にイラクの安定の近道になるのでしょうか。>「戦争はいらない」「殺さないで死なないで」別に戦争しにいくわけじゃないし、殺しに行くわけでも、死にに行くわけでもない。もしかしたら、自分たちの命を守るための反撃すら許されないという厳しい条件の下で復興支援に携わるわけですが、このデモ主催した団体のほとんどは、普段は自衛隊反対、自衛隊は要らないの大合唱と自衛隊員を戦争屋扱いしておいて今更、死なないで?自衛隊派遣が反対なら、「自衛隊派遣賛成派がイラクに行け」なんて言う前に、反対派こそが、進んで復興支援に行ってくればいいじゃないですか。イラクの復興支援はお手伝いでき、尚且つ自衛隊員は行かせないでいいし、自分たちの主張どおりになる一番理想的な方法なのだから。 ↑投票ボタンです。今日の日記が良ければ押して下さいまし。Myエンピツ追加