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2003年11月24日(月) 子どもの頃、「皆既日食」を「怪奇日食」だと思っていました。

今朝の『スーパーモーニング』で、現代ホームレス事情を放送していたのですが、

ブルーシートハウスではなく、自分で家を建てて住むホームレスさんや、

とび職をしながら45万円の中古バイクを買って乗り回しているホームレスさん。

粗大ゴミで捨てられた電化製品を修繕して、

リサイクルショップに売って、1日1万円ほど稼ぐホームレスさん。

こういう恵まれたホームレスさんって、ごくごく一部だと思いますが、

ホームレスさんの世界も格差が広がっているということでしょうか。

それにしても、このような特集を見ていると、どうしてこれほど

大量のホームレスが発生したのだろうという疑問が出てきます。

長引く不況のため、という説明はこれまで何度も聞いてきました。

僕が子どもの頃、ほんの十数年前は、公園にテントを作って

寝泊りする人々はいなかったような気がします。

定住しない浮浪者はいましたが、現在のように公園に住んでいる

大量のホームレスはいなかったということです。

日本全体が今よりはるかに貧しかった高度成長期には存在しなかった

「ホームレス」が、どうしてこの時代に大量に現れたのでしょうか。

また、マスメディアがその原因を常に不況だけに求めるのはなぜでしょうか。

これまでにも深刻な不況は何度もありましたが、

そのときも今のようなホームレスは存在していなかったと思います。

会社が潰れたり、クビになって失業したという人は、

おそらく高度成長期にも(それ以前も)大勢いたことでしょう。

当時は彼らが身を寄せる場所があったのが、

今はそれが消失してしまったということなのでしょうか。

<イラク派遣>石破氏、自衛隊の犠牲否定せず 額賀氏は慎重姿勢

「犠牲者の可能性否定せず」って、当たり前でしょ。

もし否定したら、またメディアは文句を言うくせに。

同じく今日の『スーパーモーニング』で、自衛隊イラク派遣で議論していたけど、

国連主導だろうが米英主導だろうがイスラム国にいけば攻撃される

可能性なんてたいして変わらないと思うんだけど。

現地の一般人だって死んでいるのですから。

それに、「治安の良い場所に」「危険の少ない場所に」

「安全が確保されている場所に」なんて、

自衛隊を派遣するにあたってこれを繰り返すのはやめてほしい。

安全が確保されているなら自衛隊を派遣する必要などまったくなく、

インフラの復旧協力も民間団体を派遣すれば済むことです。

危険だから危険に対処出来る装備と訓練と心構えを

持った軍隊を派遣するということです。

だからこそ行くからには、必要な装備をきちんと備え、

適切な法整備も進めておくべきだと思う。

要するに「できる限り安全に任務を遂行するためには」を議論してほしいものです。

こういう議論さえできない(させない)ようでは、自衛隊を更に

危険な立場に追い込んでいるということになってしまいます。

それに劣化ウラン弾によって、白血病になる恐れがあるから自衛隊は行くな。

という方もおられますが、民間団体なら白血病になってもいいのでしょうか?

よその国のことに日本人が犠牲になることはない。なんて言うつもりなら、

普段から言ってる「地球市民」ってのはどういうことなんでしょう。

自分で選んで入隊したとはいえ派遣される隊員が

何のために行くのか分からない状況、国民の支持が得られないという状態は、

(特にサヨクやサヨマスコミが煽っているわけだけど)

彼らやその家族にとって申し訳ないと思います。

派遣する以上はその意義を彼らと国民に政府はきちんと説明すべきでしょう。

今のままでは、自衛隊員が可哀相すぎます。

そういえば、その討論に参加していたNGO団体のイラク人の方が、

「イラクは反米じゃない!やってるのはフセイン政権中に、

甘い汁吸ってた2割くらいの人で、一般のイラク人は、

米軍と英軍が去ったあとのことを恐れていて、だから米英軍には

残ってもらいたいと言ってる!」など数々の爆弾発言をして、

自衛隊派遣反対派が、ぐうの音も言えなくなってたのは笑えました。




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名塚元哉 |←ホームページ