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2003年05月15日(木) 「締め付けチカンビーム」…千乃代表のネーミングセンスに脱帽

昨日は早めに入浴した後、TV東京の拉致問題のドラマを見ました。

北朝鮮や日本の政治家や外務省の役人の人でなしどもの

描き方がまだまだ甘いと感じつつも、

横田さん夫妻の奮闘に何度も目頭を熱くしてしまいました。

●住所報道事件の前日(12日)の朝日歌壇鑑賞会【今週の作品】には

「これ以上何をがんばればいいのですか曽我ひとみさんの言葉重たし」

と載ってありました。あれだけ「帰れ!」の大合唱をしていたのに、

「よく言うよまったく!」と思っていたら、

昨日も書いたように、次の日にまた曽我さんを傷つける報道をしました。

曽我ひとみさん:朝日新聞に抗議 家族からの手紙住所掲載で (毎日新聞)
曽我さん「朝日記者が無断で夫の住所記事化」と抗議文 (読売新聞)

家族の住所掲載で、曽我さん本社に抗議 不適切と謝罪へ (朝日新聞)
本社、曽我さんへの謝罪文を内閣支援室に 住所報道問題 (朝日新聞)

曽我さんからの抗議を受け、朝日新聞社が謝罪文を発表しました。

朝日新聞の佐渡通信局の記者・池田敏行(47歳)が盗み見をしてまで、

何故住所を晒したのか?謝罪文を読んで、もう一つ疑惑が出てきます。

「室長が持っていたファイルを無断で盗み見て」とありますが、

ジェンキンスさんの手紙は全てハングルで書いてあったと報道されています。

住所もハングル文字で表記されていたものと思われます。

それとも室長のファイルは、手紙を日本語訳したものだったのでしょうか?

どちらかは、はっきりとは分りませんが、もしハングル文字のままだった

とすると、この朝日新聞の佐渡通信局の記者・池田敏行(47歳)は

ハングル文字が読めるのでしょうか?

朝日新聞の佐渡通信局の記者・池田敏行(47歳)が、

ハングル文字を読めないとすると、そのまま書き写し、

本社にて日本語に訳した協力者がいると思われます。

また掲載に当たっては上司などのチェックが入った筈なので、

この場合は、会社ぐるみとなり、

「記者個人の判断による軽率な行動」では、済まされません。

北朝鮮の家族との唯一の連絡手段である手紙の

やりとりが出来なくなってしまったら、

朝日新聞社はどう責任を取るつもりなのでしょうか。

朝日OBで作る『週刊金曜日』の北に残る曽我さんの家族へのインタビュー。

『週刊朝日』による地村夫妻の雑談を無断録音、無断掲載。

そして、今回の朝日新聞とテレビ朝日による住所報道。

これらのスクープ報道は、他人のプライバシーにちょっと触れる

という行為ではなく、まぎれもない人権蹂躙です。

毎日、北に残された家族を心配しながら、曽我さんはひとりで耐えています。

その家族からやっと届いた手紙・・・。どれほど泣いて喜んだことでしょう。

一昨日の朝は、嬉しそうに会見していたのに、その後に、この仕打ちだ!!

朝日新聞社は血も涙もねーな!!!

週刊朝日のときは、編集長と副編集長が、責任を取り辞任しました。

朝日新聞の編集局長も記事を載せることにたいしてOKサインを出した

責任を取り辞任すべきだと思いますが。

関連リンク:
曽我さん家族の住所報道、本社に抗議など約800件 (朝日新聞)
眞悟の独り言 西村眞悟議員もお怒りです。




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名塚元哉 |←ホームページ