★★natsuka.net 本日の更新★★gallery(ORIGNAL)に1枚追加しました。イラク攻撃で世間は騒然とした感が日増しに強くなっていきます。それも、世界中が確固たる意見で動いているわけではなく、盛り場で始まった一方的な喧嘩を見ながら、回りの見物人がギャアギャア騒いでるように見えなくもないです。テレ朝の『スーパーモーニング』での、このレポート(No.435と436)が波紋を広げているようです。もともと反戦のために行った人がショックを受けた、というのだからかなり生々しい。そういえばイラクには少数民族のクルド人が、彼等は自治区を作って暮らしています。フセイン政権からは度々弾圧を受けているようで、過去には化学兵器を使用されたこともあるらしい。しかし、その居住区中では比較的自由が護られており、「反フセイン」が公然と語られ、当然、今回の空爆も支持しています。こういう人たちやフセインに虐げられて脱出した元イラク国民や他国民は、密かに、だが、明らかにフセインの退陣を願っています。でも、アメリカ大使館に駆けつけ暴力的な抗議デモを展開する人々は、それだけのパワーを発揮できるなら、なぜこのような状態になるまでフセイン政権を黙認してきたのでしょうか?単独で殺戮を開始したアメリカですら「新しい秩序を」と理由付けできる程の、独裁政権を。もちろん、無意味に人が殺される戦争は、悪いことに違いありません。戦争に正義はないのです。ですが、実際に戦争が始まらなければ、動き出せないのはどうしてなのでしょうか?国際的無関心も、この戦争の原因ではないかと思うと、自らも心苦しいものを感じます。昨日、Nステで、日本の幼稚な反戦デモの様子を見ていると、「有事法制反対」のプラカードなんてのをチラホラ見かけました。その意見が言いたいがためにイラクを利用しているだけで、まじめにイラクのことなんて考えている奴なんて極少数だろうと思います。また、若者だけの茶化した反戦デモを見ていると、どこかで見た光景を思い出します。そう、それは去年のW杯の日本戦の時のバカ騒ぎとまったく同じなのです。「あなた方は、前からサッカー好きだったんですか」、と思ったのと同じように「あなた方は、前からイラクについて関心があったんですか」という感じがするんですよ。だから、「戦争はダメ」とか「フランス最高」とかありきたりの意見しか言えないんですよ。フランスもロシアもイラクから安く原油を仕入れていますし、ロシアに至っては緊張が長引けば長引くほど自国の原油を高値で輸出できるわけです。フランスもロシアもこれまでイラクに随分武器を売りまくってましたが反戦論者的にはこの辺はいかがお考えなのでしょう?物事を一元的に見て、知るべきことも知らないで、感情的な反戦に出る人たちにあえて言わせてもらえば、あなた方の反戦デモは『ワイドショー反戦』です。まぁ、こういう時に、湧いて出るピースボートなどのテロ組織に都合よく善意を利用されないよう、自分で考えて行動してくださいね。●「大規模空爆で燃える首都 恐怖の一夜」「恐い」って村岸さん、イラク行く前になんて言ってたんだ?「イラクは私が守ってみせます!弾の中で私は川の流れを踊ります!!」でしょ。何が「恐い」だ。恐くない戦争なんかあるか! ↑投票ボタンです。今日の日記が良ければ押して下さいまし。Myエンピツ追加