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2003年03月19日(水) 開戦前夜、『人間の盾のことをちょとだけ想う会』発足?

米支持、30カ国にとどまる 日本には戦後復興支援期待(朝日新聞)

韓国も米国を支持するそうです。

日本が米国を支持することに対し、少しだけ気が軽くなったような気がします。

親米VS反米の争いになってしまうと、日韓は立場的につらいですね。

意外と、小泉首相の決断を支持する人が多いですね。

しかし、小泉首相のアメリカ支持は、

国民に直接訴えるブッシュに比べると、いつものように言葉足らずです。

もっと言葉を尽くして国民に説明責任を果たす必要があるのではないでしょうか。

僕個人としては、国際社会がフセインやブタキムを

血祭りにあげることに依存はありません。

それは、あくまでも国連決議やNATO内部のコンセンサスを前提に。

湾岸戦争では安保理決議が採択されました。

ユーゴスラヴィア空爆では安保理決議はありませんでしたが、

NATO加盟国が結束していました。

今回は米英西と有志連合です。露のみならず独仏も武力行使に反対しました。

そんな状態で開戦となれば、国連とNATOはどうなるのでしょうか。

冷戦後、国連はようやく機能を果たし始めました。

アメリカは「史上最も成功した軍事同盟」NATOを形骸化させるのでしょうか。

今回の件が片付いたとしても、米英だけで国際秩序を維持するなどできません。

戦争は短期で米英の勝利に終わると予想されていますが、

厄介なのはむしろ戦後処理でしょう。

アメリカはイラクを占領統治して親米政権を樹立するつもりだそうです。

フセイン政権など崩壊するに越したことはないです。ですがフセイン政権が

中東の「バランス・オブ・パワー」の構成要素であったことは事実です。

権力の真空状態は新たな不安定要因につながります。

左巻きは「憎しみの連鎖」なんてみたいなことを言いますが、

戦後処理を誤れば、「憎しみの連鎖」以上に「文明の衝突」というとんでもない

「パンドラの箱」を開くことになります。

国連を無視したそのつけは、かなり大きくなってしまうかもしれません。

イラクが化学兵器使用なら対米協力も 仏駐米大使が示唆

元々フランスはイラクが「大量破壊兵器(核or化学or生物兵器)

の製造や所持を現在行ってる証拠がはっきりとして、尚かつ

それを捨てようとしない」なら武力行使に賛成していましたから、

もしイラクが大量破壊兵器を使用したら武力行使に加わるのは当然かな。

実のところ、フランスは兵器を売ってお金にしているので、

戦争賛成・反対どちらでも、(゜д゜)ウマー

フランス人をあらわす有名な言葉

『 心 は 左 に 、 財 布 は 右 に 』

フランスはなんて外交上手なんでしょうか。





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名塚元哉 |←ホームページ