タマちゃん「保護」失敗「タマちゃん幸せでない」 動物保護団体が会見4月の鳥獣保護法の改正を前に駆け込み捕獲を狙い、しかも団体側は「川の環境調査をする」と虚偽の届け出を出していたそうです。こういう団体って、いつも行動が強引でメチャクチャですね。「想う会」「見守る会」なんてのが存在しているのが滑稽といえば滑稽ですが、どちらかというと趣旨としては「見守る会」のほうに肩入れをします。野生生物が何を考えているかなんて、余程の専門家でも分るものではないし、それを勝手に人間が動物の気持ちを代弁するなどそれこそ人間のエゴで大きなお世話というもの。病気なら救うのは分かりますが、現時点では健康そのものに見えますよ。「見守る会」も、別にイルカのように芸をさせていたわけでもありませんし、タマちゃんが去ったら去ったで、力ずくでも連れ戻すという訳ではなさそうですし。同じエゴでも、行動が強引で嘘をついても平気の偽善的な「想う会」より、願望を素直に吐く「見守る会」のほうが、まだ好感が持てます。また、ゴマヒゲアザラシは集団行動はせずに、単体で行動する性質なので、だからこそ、仲間が居なくてもタマちゃんも平気で過ごしています。それに、自分が棲む環境の条件が悪いと思えば、環境の良い、すごしやすい場所に移動するそうです。だからこそ、そのまま自然に任せるべきだと僕は思いますよ。そして野生動物の移動とか、飼育されていた動物の解放はちゃんとその解放予定地の環境に時間をかけて順応させ、間違いなく順応したことが確認できるまで人が見守っていく必要があります。紋別の海に移送するなら、移送するで一時的な飼育用の場所をちゃんと手配しているならまだしも、この「想う会」の粟野氏はアザラシの生態やそういう基礎知識さえ知らないのでしょうか?もし、そのような知識もなく「想う会」を名乗るのなら笑えますね。20人もの人間に網でしつこく追いまわされる恐怖。これが心の傷となってタマちゃんの寿命は確実に縮まりました。もしかすると、帷子川には、もう戻ってこないかもしれません・・・。この団体は捕獲するまで諦めないというので、タマちゃんはこの団体に殺されるかもしれませんね。「想う会」を名乗るなら、野生生物が自ら汚れた河川に来たんだから、河川の浄化こそが正しい思いやりの動物愛護だと思うのですが。関連リンク:「タマちゃんを想う会」はHPでメンバーを募ったと言うわりには、なぜか、HPが見当たりません。今回の騒動に協力した『マリンアニマル・ライフライン』タマちゃん日記あざらしニュースあなたならタマちゃんをどうしますか ↑投票ボタンです。今日の日記が良ければ押して下さいまし。Myエンピツ追加