朝日新聞「声」欄より『戦争いいの?デモで叫ぶ娘』 >「いいの?戦争になるんだよ。食べてる場合じゃないよ」今この瞬間も、世界各地で起こっている紛争には無関心でこれから起こるかもしれない戦争に「だけ」大騒ぎ・・・。政治的に価値の無い戦争や、そこで殺されていく命については無視ですか。まったくもって、偽善ですね。たとえば『無垢の市民が巻き添えになるから反対だ』と言う人道主義的反戦派がいます。この人道主義の標榜者が自らの主張を徹頭徹尾貫徹するのであれば、僕はけっしてそれをご都合主義などと蔑称しないでしょう。僕はこういう人たちが北朝鮮への人道支援を行なっても反対してはならないとすら思います。そういう人たちであれば、北朝鮮の暴発に対抗してわが国が戦いを挑んだとしても、『無垢の市民が巻き添えになる』と反対するでしょう。もしもそうでなければ、相手国の違いによって『市民の生命』の軽重を測る傲慢なご都合主義に過ぎません。そんな都合のいい人道主義などあっていいものでしょうか。今、イラクで『人間の楯』を実行する人は心が狡くて身勝手な人たちなんだろうと思います。人道という公には非難できない隠れ蓑の陰で反戦運動を行なう彼らは、あまたの情緒的反戦派の胡散臭さの象徴です。食客扱いでイラクに乗り込みフセインに利用されるがいい。反米活動家としてそれを勲章にするがいい。自分たちの愛する者たちではなく、また同胞でもなく、その気もないくせに自分たちの命をフセインの主張と等価であるかのように振る舞う輩は似非平和主義者です。人道主義の厚化粧をしたただの反米運動が関の山でしょう。反米活動なら堂々と『反米』と名乗りをあげてやればいい。人道だとか反戦だとか聞こえのいいカモフラージュで厚化粧したような抗議運動なんて卑怯そのものでしかありません。そんなことをするぐらいなら、堂々と反米を宣言した上でその議論や運動をしてください。口先だけで『無垢の市民の生命』などと言う、そういう偽善を僕は心の底から軽蔑します。 ↑投票ボタンです。今日の日記が良ければ押して下さいまし。Myエンピツ追加