『朝銀って何?公的資金って何?』で、「正論3月号 365頁〜 日本のある政党が拉致事件に関与?」という気になる内容がUPされていたので、『正論』のサイトへ。「あの政党」のウォッチャーとしてはグッときてしまう情報です。正論では、確固たる証拠がない以上、元党員からの手紙を党名、人名を伏せて公表。このタレコミが事実だとすると大変なことになりますね。社○党ウォッチャーとしては、事実であるほうが楽しめます(笑)●先月に続き「救う会」が拉致の可能性を否定できない人44名のリストを公表。Nステでの、リストなんか公表しても無駄みたいなことを遠まわしに言う萩谷氏のコメントに少しカチンときた。やはり『朝日新聞』編集委員ですね。リストを見ていて思うのは、全員が拉致とは言い切れませんが、北が日本の協力者を使ってかなり周到に拉致の準備をしたのではないかという人も多くいること。「学習組」「土台人」のみならず、日本人の協力も得て。あえて誰や、どの団体があやしいとは言いませんが。●近頃、いろんなところで話題の辺見庸氏、山際永三氏について。まず、辺見氏の講演内容の印象は、一言でいって「欲求不満のガキのため口」にすぎません。「徴用」の対象者、「慰安婦」が朝鮮人だけと辺見氏は思っているのでしょうか。映画監督の山際永三氏も負けていません。最近の「あっち系文化人」による「過去の植民地支配と現在の拉致の相殺」には目に余るものがあります。辺見氏しかり山際氏しかり。社民党や朝日新聞その口か。日韓併合と拉致とは決して同列に扱うべきではないし、ましてや等価でもく個別に論じられるべき問題なのです。あっち系文化人が故意に勘違いしている思い込みの誤謬、それは過去の植民地支配を持ち出して拉致の相殺を謀っているのは北朝鮮であって、日本が拉致を理由として過去の植民地支配を免罪せよといっているのではないということです。ましてや山際氏のように「アジア侵略」まで持ち出して彼の言う「うしろめたさ」という日本人の善意まで利用しようとするのは悪意すら感じます。確かに、過去に侵した日本人の戦争に関する問題については恥ずかしく思います。しかし、だからといって北朝鮮の問題をチャラにするつもりはありません。もし、日本が「拉致を許すから、植民地支配も許して」と言ったとしても、「それはそれ、これはこれ」と半島は許すつもりはないでしょう。それはなぜか?それは、どの問題も、突き詰めれば個人の生きる権利の問題だからです。だから、日本人が拉致問題を言う資格がないという発言自体、間違っていると思うし、過去の人権弾圧といま目の前で行われている人権弾圧を相殺して済まそうという考え方が間違っていると思うのですが。巧みな論理のすり替えで拉致問題の相殺化だけは許してはいけません。相殺化を許してしまえば、それこそ金正日の思う壺です。 ↑投票ボタンです。今日の日記が良ければ押して下さいまし。Myエンピツ追加