年末になると、各局で「今年1年の出来事」を振り返る番組が放送されます。もちろん現実は、1年という括りで全てが過去になるわけではなく延々と「継続」しています。回顧するメディアの側としても、一年間に起こったことを過去として括ってしまおうとする意図はないのでしょうが、「今年はこういうことがありました」という伝え方は出来事を風化させます。世相も経済状況も暗いのだから、新しい年を迎えるに当たっても暗い表情を維持しなければいけないと言っているわけではありません。2002年から2003年へかけて、気持ちを新たにするだけでは対応できない現実が継続していて、1年を一括りにしてしまうと、そのことが隠蔽されがちになるということです。●話変わって、今朝の『サンデーモーニング』は最悪でした。この番組の根幹は反日思想なわけですが、この時期に1時間半も自虐(日本悪玉史観)と朝鮮賛美を報道するとはある意味いい度胸をしているといえましょう。証言者のほとんどいないであろう戦前、1910年の併合前後のことなど、まさしく言いたい放題で日本を貶める。しかし証言者のいるであろう1950年代以降の出来事も、比較的まともに取り上げていました。日本人は朝鮮の歴史について無知。たしかに歴史を知ることは必要なことですが、だからといって、「日本人は韓国人の主張する歴史観に従うべき」と韓国の歴史の教科書をそのまま垂れ流しするのはどうかと思いますね。日本のメディアは、正確には検証されていない他国の言い分だけの歴史を取り上げ、日本の悪事ばかりをクローズアップして自虐的になるのはいいかげんにしてほしいものです。10年前なら偏向報道好きTBSを盲信する人もいたでしょうが、今はネットがあるので、騙される人も少ないでしょう。確実に時代を読み間違えている特集でしたね。 ↑投票ボタンです。今日の日記が良ければ押して下さいまし。ランキングMyエンピツ追加←今日の空はどうなの?