ふるさとに帰郷した被害者の方を見てると唱歌『ふるさと』が彼らの心の内に当てはまるような気がします。そして、やっぱり『ふるさと』は素晴しい歌だと再認識しました。鈴木重子さんのコンサートでも、アンコールの締めくくりは『ふるさと』を会場の人と一緒に合唱します。年配の方には、歌詞と自分とをダブらせて思わず泣いてしまう方も多いです。( 重子さんの歌う『ふるさと』は5枚目のアルバム『Just Beside You 』のシークレット曲として収録されています )ふるさとの歌詞は1.兎追ひしかの山 小鮒釣りしかの川 夢は今も巡りて 忘れ難きふるさと2.如何にゐます父母 恙無きや友垣 雨に風につけても 思ひ出づるふるさと3.志を果たして いつの日にか歸らん 山は青きふるさと 水は清きふるさと<解釈> 1.兎を追ったあの山、小鮒を釣ったあの川。今でも夢に見てしまう、忘れられないふるさと 2.どのようにお過ごしでしょうか、お父さん、お母さん。元気でやっておられますか、友人達。雨や山にもかこつけて、つい思い出してしまうふるさと。 3番は簡単なので省略します。昔は意味も分からずに音楽の授業で歌わされて、兎追ひしの意味を兎は食べると美味しいと思っていましたが(笑)詩と言えば、曽我ひとみさんが新幹線で書いたという文章を読んだら感動してしまって、うるうるしてしまいました。「今、私は夢を見ているようです。人々の心、山、川、谷、みんな温かく美しく見えます。空も土地も木も私にささやく、お帰りなさいと。だから私もうれしそうに帰ってきました。本当にありがとう」簡単な言葉で書かれていますが、その分、ストレートに心に響きました。人や自然に感謝する、人間にとってもっとも大事な心です。日本に生まれ、ずっと日本に住みながら、日本の情景や日本語を大切にせず、理解不能な日本語を書いたり、話したりする日本人には見習ってほしいものです。さて、明日は神戸国際展示場でのイベントに参加します。遠方から来てくださる方のために、雨が上がってくれるといいのですが、どうなりますやら。 ↑投票ボタンです。今日の日記が良ければ押して下さいまし。Myエンピツ追加←今日の空はどうなの?