各局が10分交代でしていた、ノーベル化学賞の田中さんへのインタビュー。昨日の各局のニュースでそのインタビューの様子を見て思ったことなんですが、どのインタビューも似たような質問で、一夜にして時の人になってしまい、お祝いの電話やらへの応対で一睡も出来ず疲れた田中さんもウンザリするだろうなと思うんです。拉致被害者の家族の皆さんへの取材対応にも同じことがいえるのですが、同じ質問ばかり繰り返すぐらいなら、共同記者会見だけでいいのではと思います。こういう現象は、日本のマスメディアだけだそうですね。各局同じような質問に終始してしまうのは、インタビュアー(アナウンサー)に、その人に対する興味が無いからでしょう。だから、「寝れましたか?」とかそれを聞いたからなんなの?というような幼稚な質問しかできないんですよ。またインタビュアーが質問の答えを理解していないことも多いですね。インタビューするなら、その人の経歴などある程度は前もって調べておくべきでしょう。15日に拉致された人が一時帰国しますが、また、メディアは騒ぎ立て、「どんなお話をされましたか?」や「ぐっすり眠れましたか?」など同じような質問をして、出先まで追いまわすことでしょう。本当なら家族とゆっくり過ごして欲しいという配慮がメディアには必要ですが、競争に晒されていない日本のメディアにはその発想がないようです。 ↑投票ボタンです。今日の日記が良ければ押して下さいまし。Myエンピツ追加←今日の空はどうなの?