田中康夫氏が、長谷川氏に大差をつけ再選されました。今日は朝からTVに出ずっぱりです。県議会の方は、いさぎよく(?)辞職するそうですが、まあ、またしばらくすれば戻ってくるでしょう。ところで、どういうわけか既得権益層及び、その層の利益を代表する政治家や役人を、いつからか抵抗勢力と呼ぶようになっています。改革派vs抵抗勢力という名称と図式では、誰が誰の利益を代表しているのかが曖昧で、対立点も示されませんし、そもそも抵抗勢力と呼ばれる人々が、本当はどういう理由で抵抗しているのかもわかりません。双方が「国民のため」と主張していますが、双方が援護している層は明らかに違います。昨日の『サンデープロジェクト』では、道路公団民営化推進委員会の猪瀬氏と抵抗勢力派の亀井静香氏が出演していました。(なぜ、古賀氏や青木氏や江藤氏ではないのでしょうか?)今日の『TVタックル』でも、猪瀬氏VSハマコーや荒井氏なんて、見た目に分りやすい図式で放送しています。田中康夫氏にしても、道路公団民営化委員会にしてもメディアは「対立」を面白半分に煽るだけで、肝心の中身については、あまり報じません。メディアに課せられた最も重要な課題は、そこに内包されている対立、つまり真の対立点を指摘することなのではないでしょうか。 ↑投票ボタンです。今日の日記が良ければ押して下さいまし。←今日の空はどうなの?